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小学校受験を考える年少、年中のお子様を持つ保護者の方へ ①
2017.04.11
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小学校受験を考える年少、年中のお子様を持つ保護者の方へ ①

小学校受験とはどのようなものか

① 「公立小学校」への漠然とした不安や社会情勢の変化により、「私立小学校」の独自の教育方針やカリキュラムに惹かれることが多いのだと思います。
様々な私立学校でとくに大切にしているのが、「心の教育」、「他の方とのコミュニケーション」なのです。

② 小学校6年間を通し、人間形成の基盤「礎」を作る大切な時期に「より多くのことを知りたい心」「ワクワクする心」を育てるのも心の教育があるからです。

③ 同時に他のお友達と関わることで、お友達を通し、学び、遊ぶ中でありがとう、ごめんなさいと素直に言えることで、思いやりを覚え、先生方に対しては、尊敬や反省する謙虚な心を育てていきます。

④ 小学校から、よりしっかりと教育環境を整えることでより安定した安心感を望まれるご両親が小学校受験を考えるのだと思います。

公立小学校に進まれても、ご両親が様々な問題にきちんと向かい合い、お子様を教育できるのであれば、問題はありません。
各ご家庭の価値観の違いや、それに伴う様々な問題が起きることも理解した上で、
家庭のポリシーをしっかり守り、子供のペースを守ってあげしっかり「学ぶ場」を作って
あげることが大切です。

お子様の進路を改めて考えた時、我が家の教育方針や考え方を整理するのも良いでしょう。
我が家は普通の家庭だという思いは、皆、それぞれ異なります。自分たちの価値観をしっかり見つめ直し、私立か国立か公立のお子様の教育環境を選択してください。
私立の何が良いのかわからないと質問が時々あります。
自分たちが納得するには、ご家庭の教育方針の確認と同時にそれぞれの小学校の建学の精神や教育方針を知ってほしいと思います。

春、それぞれの学校で説明会が始まります。
ホームページで調べてご自分の目で耳で確認してください。
小学校受験を考える年少、年中、年長の保護者の方へ ②
2017.04.11
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小学校受験を考える年少、年中、年長の保護者の方へ ②

前回の①でまだ、受験をどうするか悩んでいらっしゃるご家庭に少しばかり、アドバイスをさせていただきました。

今回はその追加として、小学校受験を考えているご家庭の参考になればと思います。
その学校を知るには、私立小学校の説明会に是非参加してくださいとお伝えしました。
その時にぜひ、事前に考えてから、説明会に臨んでほしいと思います。

家庭教育の考え方
どちらの学校もご家庭の教育方針と学校の方針が合致するご家庭を求めています。
いろいろなところでよく聞くお話だと思いますが、一番大切なことなのです。
学校の教育方針をご両親二人がしっかり捉え、志望校選びをする、そして、子供の将来の夢を語り「どう育てたいか」という思いの中で学校と共通したものを探してほしいと思います。
数多く面接をしていると、第一志望かどうかがわかるとのお話です。子供にそれほど差がない時、
面接はなかなか侮れないものになるのです。

まだ余裕のある年少児、年中児のご家庭へ
「賢い子供が育つ家庭環境を整えてください」

それは賢くなる生活環境が必要です。それには子育てをしている保護者が賢くなる必要が
あります 。

「例」スポーツ選手 ・・・一人ではなくコーチの存在があります
             そして、それにはコーチの力量が重要です

子供はご両親を模倣します。テレビは一方通行であり、見ている人に言葉を選んでいません。
言葉は年齢とともに少しずつは増えていきますが、年齢に応じた語彙力、言葉を身につける必要があります。そのためにご両親は子供に手をかけなければならないのです。
受容「受け入れ取り込むこと」される環境が整っていることが、賢い子供が育つ環境を
作ります。

まずは、親の役割を認識してください。
毎日を意識するのとしないのとではかなり違ってきます。
それは子供の成長は指示をするのではなく、お手本を示し、その環境を生活の中に作り、
この環境の中に子供を置くことです。

子育ては失敗の繰り返しです。年齢に応じた結果があります。そして失敗は必要であり、
子供の失敗を受け入れる余裕が保護者になければならないのです。

今が子育てが一番大変で忙しいと思っていることでしょう。本当に大変なのは
これからなのですが、それも含めて、損得なく、可愛がれるのは今のうちだけなのです。
あと10年もすれば一緒に腕を組んで歩けなくなります。

さぁ、今のうちにしっかりと手をかけ子育てを楽しんでください。
私立幼稚園、小学校受験の父親の役割
2017.03.20
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私立幼稚園、小学校受験の父親の役割

私立幼稚園、または小学校受験は親の受験とも言われます。
子供の受験におけるご両親の役割は、今、ご両親が考えているより、ずっと
重要で、大きな割合を占めます。
お父さまにおいては、責任ある仕事をなさっていて、忙しい毎日をおくっていらっしゃると思いますので、子どもの受験ばかり考えてばかりはいられないと思います。
日頃、気になりながらも、どの様に関われば良いのか、わからないまま、時間だけが
過ぎている場合も多いでしょう。
中には、はっきり反対をする場合もあるでしょうし、反対はしない、やりたければやれば良いと母親に全てを任せてしまっている場合もあります。
反対はしないけれど、自分は関わらないで合格するなど受験は甘いものではありません。
ご両親で、足並みをそろえて、取り組まなければ、合格はいただけないのです。

リトルバード幼児教室は3回の入試説明会を通して、また、毎回の授業の後、さらに
各自の面談の時にお父さまの受験での関わり方を具体的にお話をさせていただいています。
幼稚園受験、小学校受験がなければ、どんなおとなになって欲しいのか、
そのためにどの様な環境で、どの様に成長させて見守っていけば良いのかを改めて、
考える機会がなかったでしょう。
小学校受験は、小学校へ入るまでの子育ての総決算と言われます。

硬く考えなくても良いのですが、お父さまがお母さまだけに任せずに、一緒に
子育てに参加して、お母さまの悩みを一緒に解決するだけでも良いのです。
その上で、志望する幼稚園、小学校はどの様なご家庭、どの様なお父さまを求めて
いるのかを学んでいただきたいと思います。

ご家庭で、お父さまのできることがあります。
その上で、お母さまのできること、またお父さまのできることを理解していただき、
それぞれの役割を考えていただきたいと思います。

具体的には、お母さまの代わりに、幼児教室の送り迎えも良いでしょう。
時々お会いすることで、教師の考え方や、ご両親の思っていることなど、
理解できることも多いと思います。直接、お父さまの疑問をぶつけてくださると
明確なお返事をすることができますので、なんでもご相談ください。
また、運動や外遊び、公園にたまに行ったり、自転車に乗りに行ったり、ストレスを
発散させてあげる役目も良いでしょう。
1番の役目はお母さまの相談相手です。聞いてあげるだけで良いのです。

その上で、私立の幼稚園、小学校の特殊性をご理解いただいて、お父さまが
リードしながら受験を乗り切っていただきたいと思います。
暁星小学校受験の方へ 平成30年度生受験内容の変更
2017.03.19
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暁星小学校受験の方へ 平成30年度生受験内容の変更

暁星小学校を今秋受験の方、平成30年度生の受験内容に大幅な変更がありました。

1日目 知能テスト+運動テスト

2日目 生活テスト「両親面接含む」

今まで一次考査は知能テストだけでしたが、運動テストが加わりました。
これは何を意味するのでしょう。
9月の説明会で詳しい説明があるようですが、運動の力がない方が思ったより多く入り、
授業で差し障りが出てきたのでしょうか?
または、一次の考査をプリントの知能テストだけでなく、より細かく、お子さまの体力や自分で自分の力を調節できる力や、指示を聞く力があるかを事前に見たいのかもしれません。
指示を聞く力があるかないかは、今後の伸びる力にも現れてきます。
いずれにしても、興味のある方は、年少、年中、年長に関わらず、ぜひ9月の説明会に
参加していただき学校の趣旨をお聞きになってください。

リトルバード幼児教室は小学校受験のための体操に力を入れています。

これは基礎的な運動の力をつけるだけではありません。体幹を鍛え、学校に通う体力を
つけるだけでなく、指示をきちんと聞いて、次に何をしたら良いか、いつも周りに
アンテナを張っていられる子どもを目指していきます。
暁星小学校の運動は今まではどの様な運動能力が求められているか、毎年の過去問で
よくわかります。受験体操クラスで今まで以上に繰り返し練習していきます。

その他に、最近注意していきたいのが、1つの動作をしながら、同時に他の動作を加える協応動作です。
考えながら自分の体を動かせるかどうかなどリトミックによる運動能力です。
具体的には、スキップをしながら手拍子をしたり、両手の上げ下げをしたりします。

上手な子供ばかりが良いわけではありません。
まだ、あまり上手な動きでなくても、健気に一生懸命頑張れる子どもが、好感が持てます。
それは、指示待ちでなく、間違えたら一生懸命やり直す子どもです。
リトルバード幼児教室の受験体操のクラスは男性の教師です。機敏にメリハリのある
動作を心がけながら、一回しかない動作でも、一生懸命頑張る子どもにしていきます。
今回の暁星小学校の受験内容の変更に注意を払いながら、今までと同様に
受験内容に変更があっても対応できる力をつけていきます。

一度ぜひ、受験体操のクラスを体験してみてください。
暁星小学校日曜コース 4月開講
2017.03.16
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暁星小学校日曜コース 4月開講

さぁ、4月からいよいよ新学期です。
新しい学年となり、今までの新年長、新年中、新年少の言い方から、年長クラス、
年中クラス、年少クラスとなります。
リトルバード幼児教室はいよいよ学校別コースが始まります。
具体物を使っての基礎のクラスは卒業です。とは言っても、まだまだ完全では
ありません。復習を繰り返しながら、応用、発展に進んでいきたいと思います。

リトルバード幼児教室の暁星コースの特徴は暁星木曜コースと働いているお母さまの
ために、暁星日曜日コースがあります。

また、木曜日クラスは選抜コースともう1つ木曜暁星コースを設けますが、その年により、成績により、コースを1つにするときもあります。
2つになったときも、1ヶ月ずつのテストの成績などで選抜コースに入れるようにしていきます。
7月までには、ほぼ全員が同じくらいのレベルで同じコースで授業を受けられるように
持ち上げていきたいと思います。その代わり、付いてきてください。
日曜日のコースは選抜は作りませんが、教える教師は木曜日と同じ教師ですので、
心配なことはありません。

振替は木曜日のコースは日曜日に振り替えできます。日曜日のコースはお子さまにより
変わりますが、木曜日への振替は通常の暁星コースになります。

男子だけのコースになりますので、当然、取りかかりの態度やけじめがつけられないときは、きちんと叱ります。できないからといって叱られることは、絶対ありませんが、
お友達の邪魔をしたときは、真剣に取り組めるようにしっかり注意します。

最後は、集団行動や運動、ゲームなどでストレス発散を含めて、次も頑張るぞと
思える終わり方をして、次に続けたいと思います。
プリントは多く、約30枚、宿題も30枚用意していますので、段階を経ながら
しっかり復習をしていけばかなりの実力がつくようになっています。
時間も意識出来るように、声かけをしていきますので最終的には、短い時間の中で答える
解答力がついてきます。

8月までは、がむしゃらに取り組んでいただきますが、9月になると総復習になります。
今までバラバラだった知識や考え方が、繰り返し経験させ、言い回しを変えたり、
聞き方を変えても理解できるようにしていくと繋がっていき、9月の終わり頃に
やっと定着して、自信が持てるようになってきます。難問ばかりをやる必要はありません。

みんなが取れるものを落とさないようにしていくことが合格に繋がる1番の
近道なのです。2次対策も一緒にしていきます。包む、紐を通す、結ぶ、豆つかみ、
スモックの脱ぎ着、たたみなどの生活巧緻をはじめ、最近はちぎる、描く、塗る、模写や
のり貼り、セロテープ留めなどの巧緻性もよく出るようになりましたが
入学前に出来て当たり前のことは仕上げていきます。

暁星日曜日コースも同様で働いていて、時間の取れないお母さまの強い味方となっています。

ダブルで塾に行く必要はありません。願書添削、面接練習もお任せください。
立教小学校受験をする方へ 2016年秋の入試の聞き取り
2017.03.15
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立教小学校受験をする方へ 2016年秋の入試の聞き取り

試験1日目

父兄の待つ時間約110分
① 一列6人で10列あった
② 両親が子供にゼッケンをつける
③ 6年生が迎えに来て一列ずつ移動していく

「ガリバーの話」
20人でお部屋で一斉にお話を聞く。そのあと、2人ずつ、パーテーションで仕切られた
教室に移動して質問される。
・お話の順番を聞かれ、カードで並べる
・お話の内容を聞かれる

「山登りの話」
ぞう、ヤギ、ハリネズミが山登りする話
・3人ずつで質問される
・ヤギは何が嫌いでしたか・・・山登り
「最後にDVDを見る」
待ち時間の調整のため、採点には関係ないようだ

試験2日目
両親の待ち時間約100分

個別
3人ずつで行われる。一つの教室で、パーテーションで仕切られている

・じゃんけんゲーム
たぬきさんときつねさんがじゃんけんをします
チョキで2つ進み、グーで1つ進み、パーは5つ進みます。

プリントにたぬきさんときつねさんが書いてある
下にジャンケンの様子が書いてある。それを見ながら、自分でコマを進めていく

・鏡図形
碁盤に黒白のおはじきが置いてあり、それが鏡に映るとどうなるかを紙に描く
ブロックが積んであり、これが鏡に映るとどのようになるかを紙に描く
ーー最後に先生が答えを教えてくれたーー

「行動観察」
・歌・・・「アイアイ」
4人で1組、5組で体育館で行われた
・模倣体操 曲はわからず
1回目 DVDで映された先生と同じように踊る
2回目 子供達だけで踊る

・運動
4人ずつ走る

「立教小学校の考え方」

・受験のための準備は家庭を主体と考える
・普通の年齢相応の経験や、当然の知識、常識、マナー、しつけをもとに
家庭で触れ合う中で、培われたものが大切である
・やらされていると感じないて物事に取り組めるようにする
自分で目標を持って努力する向上心がないと中学に入ってから苦労する
小学校のうちに自分で工夫する力、頑張る力を育てる
・子育てにも工夫が必要である
核家族が増え、少子化になり、過干渉のおかあさまがふえたこともあり、子供が1人で
状況判断する機会が減った。取り巻く環境が変わったら、それを受け入れて、子育てを
工夫することが必要である。
・きちんと子育てをしているご家庭の子供が欲しい。
家庭教育なくして、学校教育はありえない。それぞれのご家庭の信念を持って
子育てをしているご家庭の子供が欲しい。
・面接は直感的なものを重視する。両親面接で校長、教頭、事務長の3人で行う。
・合否は原則として、子供の成績で決まる。同点の時は、保護者の評価も影響する。
・ペーパーテストがないので、集団行動や制作、あるいは、教師との一問一答を通じて
その子の資質や能力を推し量るだけでなく、後ろにあるご家庭を見たい。
質問に対して、自分で考え、自分の言葉で説明するような質問にきちんと表現
できるかを見たい。
・試験に立ち会い、採点する教師は、教える立場からの視点で評価する。
伸びそうな子、磨けば光りそうだ、教えやすいなど。
・説明会、催し物にに何度も参加して、準備をしてこの学校しかないと思うご家庭を
望んでいる。

さぁ、学校のお考え方がお分かりになりましたか?立教小学校だけではなく、どちらの
学校でも同じ思いであると思います。改めて、学校の研究をしてください。
小学校受験で合格する子とは?
2017.03.09
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小学校受験で合格する子とは?

私語をせず、みだりに騒がず、教員「おとな」には敬意を払い、時間を守り、忘れ物をせず、言われたルールを守ろうとする子です。

つまり

当たり前のしつけがきちんと出来ていて落ち着いた態度の取れる子どもです。

ご両親が、ご家庭の教育理念の中で、しつけをして、子どもとしっかり関わり、様々な文化に触れさせ、身近なところでも経験を多くさせることで、何が面白い、何が楽しいかを繰り返し、伝えてください。そのうちに、子ども自身が面白さを知り、気づき、自分から
楽しみを得ようとしてきます。小学校受験は、学校に入学してからスムーズに学校生活が
送れる子どもという観点で選んでいると思いますが、それに加えて、

子どもらしい素直さ、教えたら素直に取り入れていける純粋さや生き生きとした子どもらしい発想力を求められていると言っても過言ではありません。

ご両親と接したり、他のお子さまとか変わることなどいろいろな経験の中で、社会にはルールがあり、お互いに譲り合って成り立っていることをご両親が、お手本になって生活することでお子さまは少しずつ理解できると思います。

小学校受験で合格できる子どもを目指して、リトルバード幼児教室で一緒に頑張りましょう。
小学校受験における母親講座
2017.03.03
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小学校受験における母親講座

例外はありますが、学校によってはご両親の面接の占める割合が約5割という小学校受験の現状があります。
ところが、まだまだ、子供だけが良い成績ならば、合格をすると思っているご両親が、
案外多くいらっしゃいます。

特に、いつもお子さまと一緒にいらっしゃるお母様に多く見かけられます。
多くのお母さまは合格するために子供の成績を上げるためには一生懸命ですが、自分自身を見直す必要があることに気がついていないのです。お母さまの様子で、ご家庭での子供との接し方、しつけの様子、これから始まる学校への協力の様子などが分かるようです。

子供がどんなに頑張っても、ご両親が、一緒に頑張らないと合格はいただけないことは、
よくあるのです。残念な結果にならないためには、ご両親、特にお母さまに母親としての
お勉強をしていただくために、日頃より、説明会や、面談、母親講座を行っています。

その結果、ご両親、お母さまを通して、ご家庭と教室で協力し合い、素晴らしい合格率に
つながっているのです。
賢いお母さま方が、お子さまに負けずに謙虚に教室のアドバイスに耳を傾け、学校を
研究して、勉強をしてくださる時、そのお子さまは、合格しています。

特に両親面接で、学校がどんなご両親が見極めています。
学校が特に見ているのは、ご両親がどんな考え方をしているのか、日頃からどんな日常を
送られているのか、そのお考えをもとにどのようにお子さんと接しているかなどを通して
一緒に学校と同じ方向を見て、学校と一緒に歩いていけるご家庭を求めています。

入学するためだけの学校の研究ではなく、その学校の保護者としての自覚を持つために
どのような学校なのか研究して欲しいと思います。

入試説明会は一年で、3回、今家庭でしなければならないこと、日頃から出来ることなど、それぞれの学年のお話をしています。その他に、個人面談を随時行っています。
今年は特に、母親講座を充実して、お母さま方の相談に乗ったり、どの様な学校なのかなど
アドバイスをしっかりできる機会を増やしていきたいと思っています。

日常的な質問、また進路相談などなんでもご相談ください。
目の輝いている子ってどんな子?
2017.02.07
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目の輝いている子ってどんな子?

学校説明会でよく聞かれる言葉に「目の輝いている子」という言葉が出てきます。
皆さんの理解している「目の輝いている子」はどんな子どものことを言うのでしょう。

一般的には、元気なお子さまでも、おとなしいお子さまでも良いのです。
先生が、教えていることに、興味を示す様子や、一つのことに夢中になっている様子が
伝わってくるお子さまは、目がキラキラと輝いていて、入学後も興味を持って
取り組めると思われるのだと思います。

具体的には、行動観察のときに、積極的に「先生、これはこうかな?」とか、どんどん
質問したり、「やってもいい?」どんどん自分から積極的に、やらせてという気持ちで
取り組めるお子さまは、取る学校にとっては好印象で欲しい子どもだと思います。
自己主張の強い、何でも良くできる生意気な子どもではありません。
屈託のない、喜怒哀楽のある、特に笑顔のある子どもらしい子どもです。

落ち着きのあるお子さまと我慢をさせられているお子さまとは、違います。
大人と違い、その辺が難しいのですが、案外、見ているとわかるものです。
結構できるお子さまで、ご自宅では元気なのに、教室やテストのときに、表情があまりなく、淡々としているお子さまは、皆さんが思っているより、合格できない場合が
あります。やらされてきたという気持ちが、「目が輝いていない」ととらえられて
しまうのでしょう。

もちろん、月齢に応じた我慢は必要です。
集団行動の中の、お友達との協調性を見る問題では、自己中心的ではなく、譲ったり、
我慢が必要な場面も出てきます。
それとは違う、ご両親がお子さまに無理強いしてしまったことからの「我慢」に
注意していかなければならないのです。
教室でも、お母様のいうお子さまと教師の理解しているお子さまがちがうことが、
あります。なかなか、すぐには性格は変わらないのですが、接し方によって
少しずつ変わっていくこともあります。
変わらない場合は、その様子を見ながら、受験校も考えていかなければいけません。

どちらの学校も求めているお子さまは、根底では一緒だと思います。
ただ、その見分け方が、テストの方法で少しずつ違うのです。
取りかかりの様子や、集団行動だけではまだまだ、お子さまの良いところを
見つけられないそうです。たまたま、そのお子さまの良いところを
タイミングよく、見ていただいたお子さまは、合格できる場合もあります。
反対に、いろいろなことがきちんと出来て、それを見つけていただける問題だったら
良いのですが、差をつけられず、その他大勢の中に、良いところがうもれて
見せられないお子さまもいます。学校も良いお子さまを欲しいのですが、見分けるのに
苦労しているお話ですが、そのために知育の分野も無くせないようです。

小学校受験の準備において、ご家庭でも、ご家庭でも楽しみながら、自分から物事に
積極的に取り組む力を育むには、ご両親の姿勢が大きく影響してきます。
小学校受験は、ご両親がお子さまの将来を見据えて、より良い教育環境を求めて
するものだと思います。
それは、何ものにもかえがたい愛情からくるものでしょう。

その愛情を間違えず、きちんと親子の信頼関係を築くことが、一番大切なことなのです。

それは、間違えても、叱ってばかりではなく、どうしたら良いかを一緒に考えてくれるご両親がそばにいつもいるという安心感から生まれます。

褒めたり、応援したり—お子さまと受験準備をする毎日は、ジェットコースターに乗っているような気持ちの毎日で、怒りすぎたことに自己嫌悪する毎日でしょう。
真剣に向き合えば、皆さん、悩みは一緒です。
気持ちの揺れを上手に操りながら信頼関係を築き、キラキラした本当の輝く目をした子にしていきましょう。
教室でもお子さまをご家庭と一緒に応援していきます。
小学校受験年長児クラスの最近の成長と誤った受験勉強の進め方
2017.01.17
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小学校受験年長児クラスの最近の成長と誤った受験勉強の進め方

①現在、「観察力」「思考力」を具体物中心の総合クラスで育てています。

間違うお子様もいますが、間違いに素直に向き合えるお子様が増えてきました。
間違えたことに、素直に人の話を聞き、直そうとする素直なお子様が伸びていきます。

➁「見る」「聞く」「経験」することにより、好奇心を育て、体験を多くすることにより、自分で考える機会を多く作っていきます。

教師の間違いに疑問を持ったり、自分の意見を少しずつ、まとめられるようになって
きたようです。

➂今まで以上に一人ひとりに声をかけて、周りにいつもアンテナを張り、「今、何を
したらいいのか」を考えさせて、「発表する力」をつけ、自分も参加している意識を
持たせていきます。

時々いたずらしているお子様は、急に指されてびっくりしますが、それでも聞いていて、
答えられるお子様にはびっくりします。
本当にボーとしているお子様には、こら!と言いますが。

授業をする教室は
1、「あ〜、そうか」と気づく 「発見の場」
2、「出来たよー」という 「達成の場」
3、自分の言葉でみんなの前で伝える 「発表の場」でありたいと思います。

4月からの授業に向けて

教室では、まだまだ難しい問題はやってはいませんが、宿題や市販の問題集の
ご紹介を含め、基礎は3月までに大体終了したということで進めていきます。
ご注意していただきたいのは、ペーパーだけやっていて満足している場合です。
そして、もう一つには、第一志望だけしか目に入らず、他の学校に注意を
向けない場合です。
ペーパーをやることはお母様がお仕事を持っている場合は、ご自宅でやるには
やりやすいのですが、ペーパーだけで入れる学校はほとんどありません。
第一志望や、次の志望校の内容を見ながら、どんなお子様を望んでいて、どんな
ことを日頃から、経験させていけば良いかを考えましょう。

①本の読み聞かせによる言語発表
➁絵画、制作 型にはまったものではなく、個性が表現できるか
描いたり、作ったりしたものはしばらくは飾って
あげましょう。
➂ 自由遊びや行動観察における友達との関わり ふざけず、工夫した遊びが
積極的にできるか
④運動 基礎的な運動を指示通りできるか
取り組む意欲、諦めない態度、待つ態度ー1番大切なものです
「 模倣体操 」 集中力、情報の処理という面で最近は多くの学校で
で出ています。
➄生活巧緻
「 毎日の中でのお手伝い、両手を使った作業 」
脱ぐ、着る、たたむ、しまう、絞る、干す、紐を通す 、ちょう結び
切る、貼る、塗る、丸める、クリップ留め、輪ゴムつなぎ
靴下たたみ、靴そろえ、お弁当包み など

さぁ、ご自宅でできることが見えてきたはずです。

同様に、第一志望を早めに決めようと言いながら、第二志望もということについて。
過去問はあくまで今までのものです。傾向を知る一つには良いのですが、他の学校で
出たものもあるのです。各学校で問題の出し方は少しずつは違っていても、欲しい
お子様は一緒です。いろいろな学校の内容をやることをお薦めします。
教室では、いろいろな体験をさせていきます。それを毎日の生活の中で、お勉強と
思わずに、お手伝いや遊びの中で取り入れてください。
どうせやるならば、楽しい小学校受験をしましょう。
偏った家庭学習はもうおしまいです。
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