よくある小学校受験Q&A

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小学校受験の準備として、いつごろからお教室に通ったら良いですか?

千葉、埼玉、神奈川、茨城の小学校の試験は9月ですが、東京の私立小学校の試験は年長の11月に始まり、国立小学校は、11月末から12月半ばに始まります。

そのため1年間のカリキュラムは前年度(年中児)11月より翌年(年長児)の10月までとなります。

結論を先に言うと最低一年前から始める事が必要です。

ただ、早生まれのお子さまの受験や働くお母さんが増え、理解するために時間がかかる又は学習時間がとれない、復習ができないなどそれぞれの御家庭の諸事情により異なります。

当教室では、1年未満の準備期間で合格を頂いているお子さまもいらっしゃいますが、全ての方が間に合う訳ではありません。

入学試験はプリントだけできれば合格できる訳ではありません。
最低一年かけて、急な負担をかけず、きちんとしたカリキュラムに沿って学習していくことが大切です。そしてそれぞれの季節の行動など、一緒に興味を持って楽しみ子供の探究心を育てる時間、家族で過ごす大切な時間として過ごして頂きたいと思います。

面接で語ったり、絵に描いて説明したりと良い体験になると思います。

早生まれのお子様についてはもう1年早めに年中クラスから始める方が良いと思います。
短期決戦で準備期間を迎えられない事が多いため、年相応の事がきちんと出来ているか無理なく繰り返し行う必要があります。そのためお教室をペースメーカーとして考えて取り組むと良いでしょう。
体力をつける、生活習慣を整えるなどお教室で必要なものを確認しながら取り組んで下さい。

どうしてお教室に通う必要があるのですか?

小学校受験において、プリントだけで入学できる訳ではありません。
集団遊びでの行動観察をはじめ、お子さまの表現力(言語、コミュニケーション力)、手先の巧緻性、絵画、基本的生活能力(生活巧緻)、運動力も一緒に育てていくことが大切です。

特に共同作業や遊び、ゲームの中でのお友だちとの関わり方や運動を含む指示行動などは、小学校受験では欠かせない内容です。
個人ではできない集団の中での学びは、お友だちのいる広い教室だからこそできるのです。

年長の夏頃に直前に入学希望の方も毎年の様にいらっしゃいます。近いから、安いからという理由で安易に個人塾や低学年の知能開発の塾で十分というお考えのご家庭がいらっしゃいますが、市販の問題をただやるのは最低限の内容です。

小学校受験の内容はやはり、傾向をよく見て、対策をすることが大切です。
一般的なプリントだけでは合格できません。最近は見ただけでは理解できない問題も多く、いかに指示を聞くことができるかを問う複合問題も多いのです。当教室は、毎年の過去問題をふまえ、作り直し、お子さまたちの定着率を確認しています。

そのために、一人ひとりのお子さまに向き合い、お母さまの不安を受け止めていきますので、信頼できる教室と一緒に御家庭ではできない分野をお友だちとの関わり合いの中で主体的に取り組み、譲り合いながら、社会性を身に付けて受験準備をして行きましょう。

合格するために、各学年はどのような授業の取り方をしたら良いですか?

最年少、年少クラスに関しては月3回クラスとなります。
体調が悪いなどどうしても都合が悪くなった時は担任とご相談ください。(幼稚受験が真近になった時は相談の上、追加することができます。)

年中クラスは、月2回クラス、月4回クラスがあり、選択できますが、私立を受験する方は月4回クラスをおすすめします。(その他に冬期、春期、ゴールデンウィーク、冬期講習があります)
月4回クラス受講の方は土曜日と日曜日を振り替えることはできますが、月2回の方は月曜日のみで土曜日への振り替えはできません。(そのかわり、個別レッスンをすることは可能です)
その他に受験絵画・発表クラスが水曜日にあります。

年長クラスは11月から3月まで基本クラスとして年長総合クラスがあります。
日曜日、火曜日、木曜日とあり、振り替え可能です。
今年は火曜日のみ、7月まで年長総合クラスを行ないます。
(国立受験の方やプリントのない学校をお考えの方はこのクラスを取ることができます。)

4月からは年長総合クラスから学校別コースに変わります。
主だった学校として、暁星小学校受験コース、立教小学校受験コース、女子校受験コース、早稲田実業学校受験コース(早実)などが始まります。その他の学校については、今のお子様の状況を踏まえてご相談の上決めていきます。 成蹊受験志望の方は7月まで暁星小学校受験コースを受講していただき、8月より成蹊小学校受験コースへ移行するのが良いでしょう。

その他に1月より10月までのコースとして同時に取ることができます。

  1. プリントスピードレベルアップクラス(有名私立小学校ペーパークラス)
  2. 行動観察クラス
  3. 受験絵画・発表クラス(早実、慶応、その他絵画の必要な方向け)

大手塾は分野を細かく分け、日数、費用も多くかかりますが、当教室は私立受験の場合は、1月からは年長総合クラスと土曜日の①プリントスピードレベルアップクラス ②行動観察クラス、4月からは学校別コースと①②などを併用することが一番良いと思います。他のコースと土曜日のコースを併用する場合、土曜日のクラスを割り引く制度があります。又、土曜日のクラスだけ、2回以上の回数で取ることができますが、その場合は割り引きはありません。

他塾と併用はできますか?
(他塾(大手)に行っていますが、学校別コースだけ、又は土曜日のプリントスピードレベルアップクラス、行動観察クラスだけをとることができますか?)

既に、どちらかの教室に通われていながら、お子さまの弱い分野を強化したい、あるいはプリント量を増やし安定させたい行動観察がないのでやらせたいなど様々なご相談を頂きます。
その中で通っているお教室の内容も合わせて、どのように学習を進めていったら良いかアドバイスをさせて頂いています。

併用は可能です。
ただしメインクラスをとらずオプションのクラスのみは月4回の月謝制となり回数でとることはできません。
取り方を含め、一度ご相談下さい。

その場合は、できるだけ今の状況をお知らせください。それを私共が確認した上で、何がお手伝いできるか一緒に考えていきたいと思います。

授業の内容について両親が確認や相談ができますか?
毎回、授業終了後にその日の内容についてレジメの中で当日のお子さまの状態を記入し、当日の内容の問題点、
お子さまの復習点をお話をするため講師による解説(約30分)を行っています。(聞かずに帰る場合はお伝え下さい)
その際に保護者の方から自由に質問を受けております。
又、各々の学校の新しい情報があった時はその時に随時お伝えするようにしています。その他のご質問はお電話でも可能ですので、授業以外でもいつでも御相談下さい。
個人レッスンはどのように使ったら良いですか?

各学校に合わせお子さまの不得意分野を強化することが目的です。そのため内容時間は様々で、解説時に進路相談、学校相談をすることができます。
お母さまのお仕事の関係で個人レッスンだけで合格をいただいた方もいらっしゃいますが、基本は通常のクラスをペースメーカーとして足りないものを必要な時期に応じて個人レッスンをした方が良いと思います。

5時間 55,000円(税込)のチケット制です。
10枚綴りで1時間30分(3枚)から受け付けます。
内容(プリント、生活巧緻、絵画・制作、言語・発表など)や第一志望が決定の後の予想問題の内容、
曜日、回数、1回の時間などは、担当教師とご相談の上決めていきます。

共働きは不利ですか?

以前は母親が働いているご家族は女子校では特に敬遠されがちでしたが、最近数年で流れが変わり、母親が働いている御家族が一般的になってきました。
2017年にアフタースクールを設置した聖心女子学院初等科も「専業主婦」でなければ難しいというイメージを失くし、働くお母さまの御家庭にも門戸を開いたというメッセージになったと思います。
ただし、面接や願書に共働きのお話があった時に、緊急の場合にどのように対応できるかを聞かれることもありますので改めて御家庭で確認しておく必要があります。

又、以前からの有名小学校でも保育園出身のお子さまが不利になることはありません。

縁故は必要ですか?

縁故が強い学校があるのも事実です。それでも出来れば入ります。
コロナ禍の後、学校の経営も含め、出身者、兄弟枠もいろいろ言われていますが、少しゲタをはかせてはもらえるようですが、やはりある基準点に達していなければ無理のようです。

御家庭にそういう背景がなくても合格する事例もありますので噂に惑わされず、志望校にチャレンジしてみて下さい。
ただしその場合も教室の先生に相談しながらすべての受験する学校が記念受験にばかりならないように考えて選びましょう。

最後に両親が系列大学出身だけでは、縁故にはなりません。

学校の情報はどのように集めたら良いですか?

まずは興味のある学校説明会に行くことです。
校長先生のお話の中で学校の特徴、知って欲しい力を入れている事や教育方針が分かります。学校によっては、授業参観、作品展、運動会など何に参加したか、何回来校したかを聞く学校もあります。受験する本気度を見ているのでしょう。
5、6月、9月に行うことが多く事前申し込みが必要な学校も多いので学校のHPを細めに見ながら注意しましょう。
今では考えていない学校も、思いもかけず良い所を発見するかも知れません。入学している人を知らなくても良いのです。教室の先生に御相談をして、その中で選択していくのも良いでしょう。
お父さまとお母さまが手分けをして年中クラス(年少)の頃より選択肢を広げるためにお話を聞いたり生徒の様子や学校の様子を自分たちの目で見ておいて下さい。

その他には文化祭・バザー、運動会など子ども同行が可能な行事や私学の合同説明会を利用し、質問コーナーを利用しても良いと思います。

どんな子供が受かりますか?

どんな子供にも言えることは

  1. 話がしっかり聞ける子ども
  2. 自分の言葉で表現できる子ども
  3. 主体性があり、相手に協調して行動できる子ども

最近言われているのは、この様な子どもです。
しかし、しゃべっていても言いたい事だけ言って会話のキャッチボールのできないお子さまやいつもは元気でも質問されると頑なに話さないお子さまが多いのも事実です。
(そのために、言語・発表クラスを設けるほどです)
そのためにこれまでのお子さまと会話をよくしたり、大人どうしの会話中は我慢して待てるなどご家庭の躾が問われることになります。

語彙(ごい)力や運動能力など年齢相応の成長が求められることから絵本や運動が好きで、あまり成長が遅くないタイプが有利なのも事実です。

でも、運動が得意そうではないが一生懸命取り組んでいたり、ボールが転がってしまったら、必死に取りに行くなど健気に取り組む態度は、どんな大人にも好ましく映ります。
「止めましょう」という言葉を素直にきけたり、失敗してしまったら素直に謝る態度です。
うちの子は頑固だからとあきらめずに、受験をすると決めたらご両親がブレずにコツコツと必要なことだと取り組んで下さい。
ただし、自己肯定感を失くすような叱り方はせず、子どもの成長をうながす言葉がけをして下さい。

本当に小学校受験準備期間は、御両親の成長(我まん)の時期でもあります。
ご家庭と一緒にお子さまの成長を応援していきたいと思います。

ascendリトルバード幼児教室やお受験に関する疑問、お悩みにお答えします

東京をはじめ関東圏内で、子育てをしている最近の御両親の傾向は、以前と比べ少しずつ変わりつつあります。 それは高校をはじめ中学受験の激化によるものとも言えます。1つには、今まで通りの昔からの有名な幼稚園・小学校に入れてお子さまに高い教育・より良い環境を与えたいというものがあります。その考えは依然としてありますが、2つめには新しい傾向として共働きの御家庭の増加によるアフタースクールの必要性です。学校側もアフタースクールを充実させたり、グローバルに活躍する将来を見据えた英語教育に力を入れている学校にも人気が集まり始めました。
そのような色々な御家庭のニーズに合わせて当教室でも情報を集めたり、研究して取り組んでいます。

ascendリトルバード幼児教室では初めてのお受験情報や、当教室の授業などについて気になる事やご心配を解消していただけるよう、Q&Aをご用意いたしました。他にもご不明点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
保護者の方の中には自ら幼稚園や小学校受験の経験がある方もいらっしゃる一方、未経験の方が圧倒的に多くなっています。東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城などの有名私立幼稚園・小学校で合格を勝ち取るためにも、ぜひQ&Aをご確認ください。