喜びの声

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合格体験記
東京の当教室で学んだ生徒達の喜びの声をご覧ください

東京で私立受験対策として多くの生徒が当教室で学び、そして希望の学校へと合格しております。実際に生徒達が合格した学校を、年度別でご紹介しております。ご希望の私立小学校へチャレンジする際のご参考にして頂ければ幸いです。
ascendリトルバード幼児教室では、年長・年中・年少・プレ幼稚園クラスがございます。授業内容や担当の先生の事をより理解して頂くために体験授業もご用意しております。入塾をお考えの方は是非ご相談下さい。
お子様の実力や秘めた力を発揮してもらうために、ascendリトルバード幼児教室では生徒の個性を活かし、そして生徒自身のペースを大切に受験準備を行います。少人数制で授業を展開しておりますので、質問や相談がしやすい環境が整っています。

2023年

合格小学校名:暁星小学校

一次試験の11月2日「自分を信じて、集中してね。」と試験会場へと向かう息子に声を掛けました。「うん。分かってる。」と言い、振り返ることもなく、前だけを見て歩いていく姿に、息子にとって悔いの残らない挑戦ができるだろうと思ったことを覚えております。

リトルバードへは年中夏期講習、冬期講習を外部枠で受講。その後、年中の1月からプリントスピードレベルアップクラスと行動観察クラス、年長総合クラス(4月からは暁星コース)を受講いたしました。それまでは他の幼児教室へ通っておりましたが、暁星小学校合格を目指し、悔いの残らない挑戦をするために息子にとって、そして我が家にとって必要な要素がリトルバードに詰まっていると強く感じ通室いたしました。

この時から、家族での息子の小学校受験への挑戦が本格的に始まりました。教室を変えたことで、家族全員の受験に対する意識が同じ方向に向いたようにも感じます。
小学校受験において、それを息子が孤独に感じないように、家族全員でよき伴走者になりたいと思いました。6歳の息子がたった一人で入試に臨む時に、自分の持つすべての力を自然に、存分に発揮できるよう、成長を見守り、常に味方でいて、応援したいと思っておりました。

受験を終えて、振り返り、気が付いたことがございますので記します。

【志望校の選定】
我が家の場合は、息子本人の強い憧れもあり、最初から暁星小学校を目指しました。また家庭の背景として息子の下に弟が2人いることや週5~6日はワンオペ育児であること、祖父母は遠方のため身近なサポーターがいないこともあり、1校に絞り込む必要はないのですが、退路を断つことで集中して家族で挑戦することができたように思います。
これは、志望校の選定に限らず、受験対策のための塾の選定でも同じことが言えるような気がいたします。我が家は、定期的に外部模試を実力確認と場馴れ目的で行いながら、塾はリトルバードのみに絞り、力を付けさせていただきました。

日々忙しい状況の中で、受験に至った経緯といたしまして、幼稚園受験を経験しているからということもあるかと思います。幼稚園は国立附属園に通っておりました。その節目節目で子どもにこの先どう育っていってほしいかを考えたとき、そのために必要な教育や環境を整えるため受験という選択に自然と至りました。

【苦手の克服】 苦手分野については、原因を正確に把握し、正しい方法で徹底的に補強することが重要だと思います。小学校受験は、日常生活のすべてが試験分野となるので、教室でも普段の生活の中でも、子どもをよく観察することで我が子にとっての苦手分野とその克服方法が見えてくるのではないかと思います。
しかし、授業や模試などで目に見える成績、評価を目にすると、結果のみに目を向けてしまい一喜一憂することもございました。ですが、リトルバードの先生方も仰ることですが、子どもの頑張りを認めること、努力の過程を褒めることこそ、子どもが前向きに苦手分野に向き合える力となるように感じます。
プリントに関して、リトルバードは量も質もバランスも良く、我が家ではペーパー対策はリトルバードのプリントを主としておりました。息子はこれをすべて熟すことで力を付けていることも実感でき、本人の自信に繋がっていきました。また、親としましては、問題集選びに掛かる労力は軽減され大変助かりました。

【健やかな毎日を過ごす】 これまでの生活リズムを崩さないように意識いたしました。よく遊んで、よく寝て、集中して学ぶスタイルです。過度な我慢や無理はさせず、息子に主体的に行動させておりました。テレビや友だち、兄弟と遊ぶこと、工作、実験、読書など、これらが入試までの気晴らしとなったのではないかと思います。
勿論、その中で親が試験対策のスケジュール調整や管理を行い、メリハリを持って子ども自身が自主的に取り組めるように心がけておりました。普段の変わらぬ生活の中に、受験に向けての取り組みを盛り込む工夫が、最も大変であったかと思います。
その点でいうと、リトルバードを選んだ理由として暁星小学校に近い塾であったということもひとつです。試験当日も通いなれた道を通り、試験に挑めました。

日常生活での受験対策の工夫として、我が家は、息子が年長4月に下の弟2人(一卵性双生児)が、他園の年少となりました。基本的にワンオペ育児ですので、朝はバタバタとしながら一瞬にして時間が過ぎてしまう状況ですので、朝にペーパーなど受験対策を落ち着いて行うことができませんでした。登園は徒歩でしたので、その時間を使ってクイズ形式で様々な問題を出題いたしました。負けず嫌いの兄弟ですので、兄弟で競い合っておりました。
クイズは、理科的常識や季節、社会常識、しりとり、お話作り、数など工夫次第で無限のクイズが出題できます。限られた時間を子ども達にとっては遊びの中で、兄弟で取り組める受験対策となるよう心掛けておりました。

また、直前期はコロナ等感染に対して細心の注意を払い、常に健康第一を心掛けていました。心身ともに健全であることは好循環をもたらすと思います。

全受験終了後、この挑戦に対しての感想を息子に聞くと、「勉強も試験も楽しかった。」と話してくれました。合格を頂くことができましたのも、またそのように息子が思うことができた挑戦になりましたのも、リトルバードの熱意ある先生方のご指導とリトルバードで共に切磋琢磨したお友だちのおかげであると思っております。先生方はいつも温かく、時に厳しく、アドバイスは的確で、リトルバードの知見やノウハウ、お声掛けは息子だけでなく私共親にも力となりました。先生方を信じて、息子を信じて、ひたすら目標に向かって突き進むだけでした。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

小学校受験での合格がゴールでは決してなく、今後の人生の通過点です。しかし、子どもが努力したプロセスは、今後の人生において大きな糧になってくれると信じております。また、家族にとっても同じ目標に向かってあきらめず、それぞれが一生懸命に努力することができたことは貴重な時間となりました。 最後に、皆さまのお子さまの受験に我が家の体験談が少しでもお役に立てれば幸いです。



合格小学校名:聖心女子学院初等科、光塩女子学院初等科、国府台女子学院小学部

■小学校受験を考えたきっかけ、幼児教室選び
娘が幼い頃より、小学校受験は頭の片隅にある存在でした。母親である私の友人に私立、国立小学校出身者がおり、独自性のある学びや、多くの実体験を積む環境が整っている事を聞き大変魅力を感じておりました。小学校の6年間は人格形成の基礎を作る大切な時期であることも大きく実感しており、学習面以外でも、心の教育や女性としての所作や立ち振る舞いなどを身に付けさせたいと考えておりました。
我が家は幼稚園受験も経験し、受験は家族一丸となって子供の教育や将来のことを考える良いきっかけとなることを知り、更に小学校受験への思いは高まりました。とはいえ、新型コロナウイルスの影響もあり、本格的に動き出したのは遅かったと思います。年中の夏までは自宅近くにある個別専門のお教室に月2回通い、そこの先生から、本気で目指すなら、専門のグループ授業のある教室に通った方が良いと言われ、年中の10月に初めてリトルバードを訪れました。コロナ禍であるにも関わらず、最初から最後まで私も授業を見学させていただくことができ、授業内容の質の高さ、少人数ならではのきめ細やかなご指導の様子、そして実は結構大きな決め手となりましたのは、初回時に年間の大まかな授業料の資料を頂けたことで、金銭面においても安心して通う事ができると感じ、入会を決めました。

■試験までの1年間のスケジュール ・外部(大手塾)の学校別模試受験
11月 ・年長総合クラス(日曜日)に通い始める
12月 ・年長総合クラス(日曜日)から(木曜日)に変更(より少人数の環境で手厚くご指導いただきたかった為) ・冬期講習
1月 ・体操クラス(水曜日)、プリントスピードアップクラス、行動観察クラス(土曜日)も受講開始
2月 ・初めての統一模試に申し込んだものの、体調不良で欠席
3月 ・春期講習 ・キリスト教学校合同フェアにて参加校のパンフレットを貰い、オンライン個別相談会に参加 ・統一模試受験
4月 ・女子校クラス(金曜日)、言語発表クラス受講開始 ・東京私立小学校展にて参加校のパンフレットを貰う ・各小学校の説明会予約開始 ・リトルバード個別授業を月一程度で受講開始
5月 ・GW特訓 ・各小学校の説明会&見学会予約→参加 ・外部(大手塾)の模試受験
6月 ・統一模試受験 ・各小学校の説明会参加 ・リトルバードにて過去問の購入
7月 ・夏期講習前期(終日) ・夏期女子校クラス ・個別授業を週一程度で受講
8月 ・夏期講習後期(終日) ・夏期女子校クラス ・個別授業を週一程度で受講
・外部(大手塾)の学校別模試受験 ・願書用写真撮影 ・各小学校の説明会予約
・リトルバードにて願書添削 ・各小学校の見学会に参加
9月 ・各小学校受験WEB出願 ・リトルバードにて願書添削 ・各小学校の説明会に参加 ・外部(大手塾)の学校別模試受験 ・願書添付の健康診断を受診
10月 ・願書を送付 ・リトルバードにて面接練習 ・面接(本番) ・10月校の受験

■試験までの学習を振り返って
11月~12月(リトルバード入会当初)
 プリント、運動、巧緻性、全てにおいてはじめてのことが多く、週1回の授業でいただく宿題をこなすことに精一杯でした。この頃は、プリント1日5~10枚程だったと思います。我が家は幼稚園通いの専業主婦家庭であったため、毎日15時~18時の3時間を学習時間に充てられましたが、この頃はとにかく1枚当たりにかかる時間が長かったです。また、私の「宿題をやらなきゃ!」との思いから、「復習<宿題」になっていました。「復習>宿題」の方が大切だという事に3月くらいにやっと気づきます。11月~12月の家庭学習はプリントがほとんどでした。

1月~3月(新年改め~年中終わり)
娘は、運動がとにかく苦手でした。何となくできるかなと思っていたスキップやケンケンも、受験向きには不可なものばかりで、特に初めてだったボール全般は全く出来ないという状態でした。寒い中、嫌がる娘を、鬼の形相で外へと連れ出し、半ばスパルタ式に特訓させたことは反省すべき点もあったと心に銘じております。しかし、結果として、やはり運動については練習数に比例して出来るようになったと思います。娘の場合は出来るようになるまでの時間は長く、親子共に辛い時間ではありましたが、出来るようになった、その成功体験はプリントよりも大きく、娘の表情にも表れていると思います。実際の面接で、「最近、何か出来るようになったことはありますか?」との質問にも「まりつきです!」と自信を持って答えており、頼もしさを感じました。娘はまりつき、ドリブルは4月頃、ボール投げ上げ、上げパンキャッチ(何とか2回まで)は8月頃、出来るようになりました。遠投は最後までイマイチでした。当初は、女子校受験しか予定していない為、運動は不要かと思っておりましたが、ひとつでも多く出来るようになることで自信がつくこと、また小学校受験では、高い運動能力よりも取り組む姿勢や綺麗さが求められることを知り、リトルバードでの体操クラスは受験対策としてとても有効であったと思います。更に娘は運動に対する苦手意識も低くなったのではないかと、楽しんで体操クラスに参加する姿を見て感じました。1月~3月、この時期も家庭学習の大半はプリントで、棚岡先生から1日20枚やるようにと言われたことで、20枚を目標に頑張っておりましたが、3時間で15~20枚こなすのが、かなり大変でした。

4月~6月(年長進級~夏休み前)
言語発表クラスの受講が始まり、1時間という短い時間ではあるものの、こちらも回を重ねることで身に付いていったように感じます。初めのうちは皆の前で話すこと自体が難しく、無言。口頭試問の練習でも「無言」と指摘されていることが多かったのですが、言語発表クラス、行動観察クラスで先生方にたくさん助言いただくことで、「無言」の回数は減っていきました。言語発表クラスに関しては、1時間ということもあり、初めのうちはその成果をあまり感じられずにもどかしさも感じておりましたが、最終的に、面接練習時に上手く受け答えが出来ていたり、行動観察の際にお友達と相談できていたと評価いただくことで、結果が伴っていたのだと思います。プリント学習については、この頃より復習の大切さに気がつき、より一層復習メインへとシフトしていきました。金曜、土曜の授業の復習を先に行い、その後に宿題プリントをやるといった流れで1週間が終わります。書店などで、市販されている他教室の問題集などに目は行きますが、時間がなく、とてもそちらまで手が回らないという状況でした。この頃より、私の頭の中で工作や巧緻性についても考える余裕が少しできて来て、とはいえ、下準備等の時間確保が難しく、月1回、幼稚園の午前保育時、体操クラスの前に1時間半程の個別授業でご対応いただきました。工作や巧緻性に関しても、経験値がものをいう、という気がします。

7月~8月(夏休み)
 夏休みは、リトルバード以外全く予定がなかったので、必修の夏期講習(全8回)、女子校クラス(全8回)にプラスして週1回程度の個別授業を受講しておりました。個別では引き続きの工作メインに加えて、自宅で対応時間が取れなかった過去問をお願い致しました。この頃になると、プリントの正解率も徐々に上がってきて、過去問にご対応いただく先生からも「出来てますよ」と言っていただけたり、少しずつ私も自信が持てるようになってきました。プリントに関しては、夏休みが一番多く取り組み、1日20枚~30枚やっておりました。外部の学校別模試や過去問を解いていると、娘の受験する女子校では、「点図形」「模写」「なぞり」「塗る」といった問題の出題が多いこと分かり、その分野だけ、市販の問題集を買い練習しました。また、自宅でできる制作キットも購入し、夏休みは工作も多く一緒に取り組みました。(ついでに幼稚園の夏休み自由研究の作品も作りました。)

9月~10月(直前)
この時期は、私の願書書き、面接対策に多くの時間がとられ、思うように自宅学習時間が設けられずにおりました。受験準備において、一番の反省点です。しかし、そこは逆の考え方もあり、プリント学習は少なめ(1日平均10枚程度)、替わりにお手伝いや一緒に「遊ぶ」時間を多く確保することで、面接ネタを作ろうと考えました。夏休み以降にいただいた宿題は、やりきることも出来ませんでした。直前期にケンカすることなく、穏やかな日常を過ごす為にも、このような生活リズムでも良かったのかなとの考えもあります。試験前日は、模写や塗り絵などの比較的楽しいプリントと、苦手だった単純な絵の記憶を集中的に練習しました。
■我が家の経験から、次年度以降の皆様へお伝えできること

  • 出願校の説明会や見学会に、一度は父親も参加した方が良い。
    ⇒面接で、父親に「来校されたことはありますか?その時の印象は?」という内容の質問を受けることが数回ありました。「はい」と答えられた方が印象は良いと思います。
  • 過去問は夏休み前後から、計画的に親が一緒にやった方が良い。
    ⇒各校の出題傾向を把握することで、ある程度の対策は可能だと思います。(実際、毎年同じ様な問題が出される学校はありました。)
  • 各学校の説明会等の予約に出遅れ、満席になっている場合でも、頻繁に予約サイトを閲覧することで空きが出ていることもある。どうしても空きがない場合は、小学校に電話で相談などの対応も可能と、棚岡先生から教えてもらいました。
  • 説明会や見学会では、毎回、予約サイトから受付票を印刷して提出するのですが、忘れてしまったことも数回ありましたが、合否には関係なかったように思います。(あくまで個人の感想です。)
  • 面接で、夏休みの思い出や、家族みんなで行った楽しい思い出を聞かれることがあるので、夏以降は思い出作りも大切。
  • お手伝いに関しては、実際の試験で出来るかどうかを問われるもの(雑巾がけ、ほうきと塵取り、テーブル拭き、洗濯物たたみ等)は何度か経験させ、忘れない程度に手伝わせれば良いと思う。一方、面接対策としては、9月以降、本人が楽しんで取り組め、面接で聞かれたときに自信を持って話せるものを毎日継続させることが大事。
  • 小さなことでも、ボランティア活動をしているという話題は、願書、面接共にひとつのネタとして大いに役立った。
  • 願書は学校によっては5月頃から配布されるところもある。早めに書き始める事をお勧めします。(8月末~9月は願書書きで本当に大変でした。)
  • 9月校、10月校も早い段階で検討し、説明会に参加することをお勧めします。
    ⇒我が家は10月校1校のみの受験を夏頃に決めました。しかし、試験日が10月末で、11月に受験する学校の面接の方が先になってしまいました。他校も検討すれば良かったと、終わってから思いました。

■受験を終えて
 娘は小学校受験を経験し、心身共に本当に大きく成長できたと感じております。3月生まれな事もあり、年中の11月時には、リトルバードで教えていただくことは殆どできませんでした。いろんな事が少しずつ出来るようになる事で、幼稚園でも、積極的にお友達に話しかけてみたり、大勢の前で発言したり、苦手だった体操の授業を嫌がらなくなったり、受験以外でも嬉しい成長が多くみられます。棚岡先生をはじめ、リトルバードの先生方による手厚いご指導により過ごした一年間は、本当に、親子共にとても濃厚で実り多い一年間でした。教えていただいたこと、身に付けられたことは全て財産となって心と体に残っております。11月1日、私は合否よりも、1年間、小学校受験に向けて取り組んできた過程にとても満足をしてその日を迎えました。そのように思えたのは、リトルバードで教えていただいた全てに自信があったからだと思います。本当にありがとうございました。
リトルバードに出会えたことに、心より感謝申し上げます。



合格小学校名:早稲田実業初等部、暁星小学校、東京農業大学稲花小学校、さとえ学園小学校 合格

●受験のきっかけ
小学校受験は年中になった頃から漠然と意識はしていました。
それは、昨今の中学受験の激化を聞き、小学校生活6年間を受験勉強だけに費やしていいのか、もっと子どもが自分自身と向き合う充実した時間を過ごせるものになるのではないか、と思ったからです。
私自身、中学受験を経験して、習い事を途中で辞めたり、夜遅くまで塾に通い家族と夕食を一緒に食べる時間がなくなったりと忙しい経験をしたことも理由として強かったです。
中学受験では魅力的な学校も多く小学生時代に頑張って成し遂げた経験から得られることも多くその環境に感謝はしていますが、その前に可能性の一つとしてチャレンジできるなら!と小学校受験をすることを決めました。

●受験勉強について

・ペーパー
受験すると決めてからは、まずは家庭で取り組みやすいペーパー対策に力を入れていました。
市販の問題集は今はどの書店でも気軽に購入できます。ですが、家庭でどこまで取り組めば良いかわからず、取り組みを進めていくにつれて難しい問題をさせてしまったこともありましたが、今思えば、難しい問題や過去問に早くから取り組む必要はないと思いました。その時は分からなくても、月齢が上がるにつれて自然と理解できるようになっていくことも多いとわかりましたので早くから焦る必要はなかったと反省しています。ペーパーはとにかく基礎を確実に、だと思いました。
リトルバードでは、ペーパーは良問ばかりで枚数も十分な量を用意してくれますので安心できました。年長になってからの金シールは息子も喜んでモチベーションになっていました。

・行動観察
こちらは家で対策することは難しいので、リトルバードで行動観察クラスを追加で受講しました。
毎週さまざまなパターンで課題を出してもらえるので、息子は集団の中ではどのように行動していくとよいか段々とわかってきました。
息子はまず発言はしますが周りをまとめる力まではなかったので、そのあたりを先生はしっかり見ていてくださり、アドバイスしていただけた(自信をつけていってもらえた)と思います。

・巧緻性
ちぎりや色塗り、はさみなど、受験を決めるまでは丁寧さについてはあまり意識していなかったところでしたが、毎朝必ず行うようにしてからは目に見えて上達していきました。どれも5分以内で取り組むことができることなので、負担はなく楽しいものとして進めていけたと思います。リトルバードでやった課題は必ず復習して次に同じ類のものが出た時には前よりもっと上手にできるようになる、の繰り返しで最終的にスピードや全体の完成度はかなり上がったと思います。

・体操
とても楽しい取り組みの一つですが、待っている態度が1番大事だよ!と最後まで何度も伝えていきました。指示をよく聞くこと、待っている姿勢や態度を先生たちは見ていることを意識してもらい、あとはボールをよく触りドリブルや投げ上げキャッチなどは自信を持って臨めるようにしました。

・絵画
息子は描くことが好きで、毎週のように先生方に描いた絵を見せて何を描いたか説明していました。先生方に褒めてもらうことで大きな自信になり、ますます絵が大好きになりました。毎週息子の長い話を楽しそうに聞いてくださった先生方には本当に感謝をしています。実際に試験を受けていく中で、課題からすぐに思いつき描き始めること、それを発表する力・表現力をみている学校は多いと思いました。そのためにも子どもに実体験を重ねること、自分の言葉で表現させることが大切だと思いました。

●受験を終えて
息子は10月の埼玉校で実際に本番の試験というものを経験してから、とても自信をつけました。(何度も外部模試は受けてきましたが、やはり本番は息子の意識も違いました。)
また、最後の授業で先生にいただいた「魔法の薬」がとても効果を発揮してくれ、11月からの都内校も良いスタートが切れたと思います。
11/1、試験会場から戻ってきた息子がまず第一声「受かったと思う」と笑顔で帰ってきました。息子が試験を心から楽しんで「やっぱりここに通いたいな」と話しながら帰った時間は宝物です。
とても幸運なことに最終的に息子は多くのご縁をいただきました。全て息子が頑張った結果だと思います。
小学校受験は本人の実力だけではなく、そのときのメンバーであったり課題であったり縁と運もあるかと思います。ですが、夫婦で子どものことを真剣に考え、家族一丸となって日々を丁寧に過ごし多くの経験をした1年間はかけがえのないものであり、親子共に必ずプラスになると思いました。リトルバードの先生方はお話ししやすくささいなことから相談ができ、親子ともに支えになっていただきました。本当にありがとうございました。

(文責:母)



合格小学校名:筑波大学附属小学校、さとえ学園小学校

2年間の受験生活が無事おわりほっとしております。息子がリトルバードにお世話になりましたのは、新年長の3月でした。それまで通っていたお教室では息子が追いつめられてしまい、一度は受験をやめようかと思いました。それでも息子の制服を着て電車にのって小学校に通いたい。という気持ち、私自身もここで諦めたくない気持ちでリトルバードの門を叩いたことを覚えています。

棚岡先生をはじめ、リトルバードの先生は温かくて息子は本当に救われました。木曜日の暁星コースをとり、土曜日の行動観察をとり、無我夢中で走りました。リトルバードに入ってからは、受験一色の日々でした。
幼稚園に行く前には、お話の記憶を一題、箸つかみ、ちぎり等の巧緻性を行い、幼稚園から帰宅後は息子の横につきペーパー対策をし、ご飯お風呂の後は1時間ほどペーパーをやり、21時には寝るという生活を続けました。沢山我慢させてしまったと思います。心配性の私は、受かるにはこれぐらいしなければいけないと思っていました。

11月、私立で受けたかった学校は2校ありました。しかし、受験日が重なってしまい、結局は1校のみしか受けることは叶いませんでした。
受験日当日、息子が「本番頑張ってくる」と私から離れていく姿に、ただただ、息子の頑張りが報われてほしい。その一心でした。しかし、結果はあと一歩のところで力及ばずでした。

頭では理解していても、ここまでの頑張りはなんだったのかとしばらく自信もなく途方に暮れました。

筑波大学附属小学校の一次抽選に通ったと分かった時、正直に申しますと嬉しさよりも怖くて仕方ありませんでした。倍率が高く、狭き門なので自信なんてありませんでした。それでも最後まで力を下さったのは棚岡先生の「大丈夫。力のある子だから信じて。」という言葉です。その言葉を糧に、親子で最後もう一度走ろうと決意しました。それからは、ペーパーの割に巧緻性と話す力が弱いと感じましたので、ちぎりをひたすら行い、紐結びも時間を測り何度も対策し、春夏秋冬、将来の夢、好きな動物、魚の絵を書いてはなぜこの絵にしたのかをハキハキ大きな声で話せるように徹底させました。
無事に合格した時は今までの頑張りが報われて良かったと本当に安堵しました。

あっという間に年が明け、これが縁なのだ、と悔いなく最後まで走れたからこそ感じます。
少々きっちり厳しすぎてしまう未熟者の母でごさいますので、どっしり大丈夫、大丈夫と包み込んでくださる棚岡先生はじめリトルバードの先生方あっての合格だと痛感しております。
なによりも息子に自信をつけて送り出してくださったことに感謝してもしきれません。
ありがとうございました。

次に続く皆様も小学校受験が各ご家庭の良い思い出として残ることを祈っております。



合格小学校名:白百合学園小学校、成蹊小学校

◎入室
上の息子が中学受験塾に通い始めたのをきっかけに、年中になりたてだった娘も「私もお勉強をしたい!」と言いだし、何も考えずに近くにあった大手塾に入塾しました。娘は保育園育ちで、周りには受験をされるお子様はいらっしゃらず、特に悩まずに決めてしまったのですが、半年ほど経った頃、共働きで情報収集がしっかり出来なかったことが原因であっという間に他のお友達から遅れをとってしまいました。どうしようか悩んでいる時に父親の友人からリトルバードの評判を聞き、早速体験授業に参加させていただきました。授業の様子・プリントの質や量が充実していることに大変魅力を感じました。でも、大手塾をやめる決心が出来ないでいる私に棚岡先生は個別レッスンをすすめてくださり、「何とかしましょう!一緒に頑張ります!」と励ましていただいたその一言がきっかけに入室を決めました。

◎中だるみとカレンダー作戦
初めのころは新しく始めたお勉強が楽しくて喜んで通っていた娘ですが、年長になる頃から中だるみがみられ、リトルバードということではなく、幼児教室に連れていくのに苦労しました。帰りにアイスクリームを買ってあげるからなど、もので釣って連れていくこともありました。子供なりに伸び悩みやお友達との差も感じていたようですので、リトルバードの先生方にもその都度お話して気にかけていただいたりもしました。
夏休みには保育園で幼児教室に通っているのは娘だけでしたので、お友達と遊びたい中、お教室に連れて行くには工夫が必要だと考えました。そこで夏休みに入る前にカレンダーを作り、お教室・習い事・お出かけの予定をイラストで可愛く入れ、お教室に行った日はお気に入りのシールを貼って、何個たまったらご褒美、という形にして乗り切りました。スケジュール通りにこなすことが好きな子だったのでこの方法はとても良かったと思います。

◎秋以降
秋になり、親としても受験に対する考えがまとまってきたところで、娘に受験ということをきちんと説明しました。それまでは同じ環境のお子様がいないという兼ね合いも考えて、受験のことは特に説明をせずに習い事の1つとして捉えさせていました。娘は保育園のお友達と同じ小学校に行くものと思っていたため、区立小学校に行きたいと言いましたが、「せっかくお勉強してきたから力試しをしてみよう。お父さんとお母さんがあなたに合いそうだと思った学校だから、その学校に行けば新しいお友達ができるし、きっと絶対楽しいよ!」と話すと納得してくれました。 先生によれば、この説明をしたころから娘の意識が変わって、自覚が出たことで態度が変わったとお話をいただきました。今思えばもう少し早く受験の説明をしていた方が、娘にとっては漠然と勉強するより目標を持ちやすかったのではないかと反省しております。

◎学習内容
リトルバードではまず、基礎力が足りないとご指摘いただいたので個別レッスンで抜けている部分を徹底的にお願いしました。家では親の意識を変え、2つの教室で間違えたプリントの復習といただいた宿題をしっかりやることに徹しました。その後、どうしても時間のかかってしまう絵画や制作は個別レッスンでお任せし、限られた時間の中で家ではプリントを効率的にやることで徐々に娘がプリントを理解しているなと実感しました。本当にリトルバードとの二人三脚だったなと思います。プリントの成績が安定してきたのは年長の9月頃です。その頃になると、娘は「色違い」や「印違い」が多くなってきました。棚岡先生はそんな娘にわざと色や印を変えてプリントをやらせ、「問題をよく聞く」ということを繰り返ししっかりと教えてくださいました。
また、志望校を決めた後は、学校に沿ったプリントや個別、言語、制作を1レッスンの中に全て入れていただくようにしました。こういった一人ひとりのカリキュラムが出来ることが個別レッスンの強みだと思います。

◎受験を振り返って
我が家は大手塾に通うことで安心してしまい、勉強への取り組みが完全に間違っていました。 その間違いに気づけたこと、そしてリトルバードに出会えたことが娘の合格につながったと本当に思っています。受験を終えてばかりの私が偉そうには言えないのですが、一人ひとりの子供の性格や特徴を理解して、きめ細やかな指導をしていただける環境で、しっかりと基礎を身につけた上で応用力を身につけること、そして大手の情報を上手く取り入れて利用することが志望校合格への近道でないかと思います。我が家は少し遠回りしてしまいました。
棚岡先生は願書の添削や細かい質問等全て聞いてくださいました。それが精神的・体力的に苦しさのピークを迎えていた頃だったので、大変心強かったです。
受験が終わった今ではお世話になった先生にお会いできなくなり、親子共寂しく思っています。娘は今でも最後の授業でいただいた、ドキドキしない、先生のお話をよく聞ける『魔法の薬』のおかげで合格出来た!と言っています。実際の行動観察の時も、先生の言葉を思い出してよく聞いたそうです。
娘にあった小学校まで導いてくださった先生のご指導に心から感謝申し上げます。

2022年

合格小学校名:暁星小学校・さとえ学園小学校・聖学院小学校

新年長3月という遅いスタート。きっかけは『「暁星小学校」に入りたい。(いれたい)』
息子の進路はどうするべきか…家族で話し合った際、「サッカーをやりたい。スイミングもしたい。勉強もしたい。」その想いを実現できる環境は「暁星」だと決めました。息子の性格などを鑑みても「男子校・カトリック・厳しい規律」に魅力を感じ、暁星合格の目標を定めたスタートでした。 すぐに「暁星に強い幼児教室」という事でリトルバードを見つけました。
規模と合格実績を大手と比べて、圧倒的な合格率の高さが体験に伺った理由です。
加えて、新年長の3月という大手幼児教室の出来上がったコミュニティの中では、子も親も先生との信頼関係が築けないと思ったからです。
体験を申し込んだ際も、時間が遅いにも関わらず棚岡先生が直々にご対応下さった事に安心感を覚えました。体験時も、小規模で一人ひとりをきちんと見てくださる授業をみてリトルバードにお世話になることを即決しました。

体験時の先生の言葉「圧倒的に量が足りない」で先生についていく!と決意。
体験の際は、プリントには明らかについていけない様子でした。「やっぱり遅すぎた…」と思いながら先生と面談を行いました。先生が一言「圧倒的に量が足りない。とにかくやりましょう。」と甘い言葉ではなく、力強い前向きな一言に棚岡先生を信じて付いていこう。と決めました。すぐに、基礎となる問題を何冊もご用意くださって、とにかくやりました。まずは授業についていく所からでしたが、毎回の丁寧な解説を通して、復習すべき単元を洗い出し、宿題やいただいたプリントを繰り返し行いました。
3月・4月は、とにかくペーパーをやりました。

こまやかな指導のおかげで足りない部分を見つけていただきました。
ペーパーが解けるようになった頃、毎回の細やかなご指導の書き込みとフォローバックにより、土曜日の行動観察クラスも必要であると判断しました。
土曜日は仕事がある共働き夫婦なので、土曜日は祖父母に送りをお願いしました。祖父母の送迎の際は色々と不慣れでしたが、先生方も事情をよく承知して下さり、たくさんフォローしていただいたことを感謝しております。
先生からのアドバイスで、足りない単元や対策が不足しているものを把握できました。夏以降はスピードアップコースと水曜日の体操もお願いしました。
水曜日の体操は毎週の参加が難しかったので、単発で可能な限りお願いする形でしたが、担当の先生も分け隔てなく応じて下さり、親子ともども大ファンとなりました。行動観察と体操は一人ではできない事なので受講を強くおすすめします。

「少しでも興味がある学校なら絶対に参加しておく」説明会
先生が「出せばよかった!行けばよかった!と後悔しないように」と仰って下さったので、選択肢に入れたい学校は常にアンテナを張っていました。自分で調べながら、不安な事は先生に相談をしながら、志望校を選びました。どこの学校に決まっても、通わせたいと思える素敵な学校に出会えたと思っています。

受験スケジュールの相談
7月以降は願書の手配や志望校選びなど決める事が多いですが、先生との面談で最終的な志望校を選びました。8月・9月と行った面接練習も志望校別にとても丁寧にアドバイスを下さいましたので、面接練習は可能な限りお願いしたほうがいいと思います。
願書の出願などでも、先生に細かくご相談を重ねて受験スケジュールを組んだほうがいいと思います。過去の傾向などもたくさん教えてくださいますので、考査時間がなるべく重なってしまわぬよう、最後の最後まで作戦のご相談をおすすめします。

直前まで個別を・・・
個別は夏前から可能な限りお願いしていました。足りない単元を見つけ、克服できるのは個別だと思います。子供も大好きな先生方にマンツーマンで教えていただける事が嬉しかったようで集中して取り組んでいました。親へのフォローバックも丁寧に一問ずつ教えていただけるのでとても有り難かったです。細かい事ですが、息子が知らなかった童話を教えてもらったら、その足で本屋に行くような生活でした。
考査日の直前まで個別をお願いし、「出来る!大丈夫!」と思えるまでやり切れた事はとても良かったと思っています。一次試験と二次試験の間の日にも、子供は個別、親は面接練習をお願いして「ここまでやってダメなら後悔はない。先生方を信じて、教えていただいた事を、出来る限りやった!」と親子で胸を張って本番に臨めた事はとてもよかったと思います。

父と母の役割分担
勉強は単元別に父親が中心となって教えていました。父親とお教室の勉強の復習、その復習を母親がみるような形です。運動に関しても同じ方法です。父親が叱り役。母親がフォロー役と、役割分担をしていました。母親としては、叱りたくても叱れない事が辛い時もありました。父親も同様に思うところがあったと思います。
勉強の進捗のスケジュールは父親が管理し、模試や説明会、出願のスケジュール、願書作成などは母親が責任をもって行いました。

受験を終えて思う事…
とにかく息子も親も先生方を信頼していました。言われた事をきちんと行い、丁寧に出来る事を増やそうと努力をしたと思います。第一志望に向けてぶれずに突き進めたことは、先生からの励ましがあってのことです。心から感謝しています。
息子もリトルバードが大好きで、今でも行きたいと言うほどです。お友達とも励まし合い友情が芽生えたようです。みんなのそれぞれの合格を自分の事のように喜んでいます。
先生からのご指導や、忙しい授業スケジュール、親の厳しい躾にも負けずと食らいついてくる息子の成長を頼もしく思う事も多かったです。「全部やる!!」という息子の強い希望でサッカーやスイミング・ピアノなどの習い事をやめることなく続けたので、親はなかなかハードでした。先生が「サッカー頑張ってね。暁星もサッカーたくさんやるからね!」と励ましてくださったのが、息子のモチベーションにもなっていたと思います。

生活面での工夫
勉強を飽きさせないように、好きな単元と苦手な単元を交互に行い、絵本の時間を寝る前にたっぷり取るなどの工夫しました。
巧緻性も、なかなか時間が取れなかったのですが「週に一回、曜日を決めて」「先週やったことを出来るように」という先生のアドバイスの元、行いました。最後の最後まで不安要素ではありましたが、「諦めないで、丁寧にやる」という事に集中しました。
息子と向き合い、創意工夫をしながらのお受験でした。

受験を終えたとき先生が「子育てはこれから!」と激励してくださった言葉を胸に、
これからも子供と向き合い、共に成長したいと思っています。

リトルバードの先生方に心から感謝しています。
信頼できるお教室に出会えたことが我が家にとって、
とても幸運で、合格への秘訣だったと思います。



合格小学校名:成蹊小学校、筑波大学附属小学校、さとえ学園小学校

我が家は、幼稚園受験をしましたが、全滅でした。次年の年少(4歳)の1年間は何もせず、家族みんなで楽しみました。小学校受験を始めたのは、年中(5歳)の11月からです。

初めにリトルバード幼児教室で、体験授業を受けた時、一緒だった女子の出来の良さに驚いていると、棚岡先生に「あの子でもまだまだです。」と言われ、「これは、本気で取り組まないと。」と身が引き締まる思いで、スタートしました。

11月~12月は総合クラス、1月からは、土曜日のプリントクラス(毎週)、行動観察(月2回)、日曜日の総合(暁星)クラス、水曜日の運動クラス(月2回)を取りました。その後のGWコース、夏期講習、直前講習は全て取りました。息子は、すぐ体調を崩すタイプなので、様子を見ながらクラスを増やしていきました。

我が家は共働きですが、受験の中心は母親で、父親はサブで動くというスタンスで、始めました。父親の初めの役割は、土曜日、日曜日に教室に送って、最後の解説を聞かずに、車で待っていたり家で仕事をしたりしていました。母親の代わりに教えようとすると、どうしても、父親のやり方になります。そうなると、子どもも混乱するし、母親は「教え方が悪い」となるし、父親は、「まじめにやっているのに、その言い方は何だ」と家庭内が混乱しました。

そこで、12月からは、夫婦で授業後の解説を聞き、教え方や問題の考え方、子どもの進捗を、確認しながら、出来る限り教室の方針に沿って、教えるようになりました。
また、夫婦で解決しない所は、教室の先生方にお聞きするようになり、家庭内の教育方針も少しずつ定まってきました。夫婦で決めていたことは「片方が教えている時には、口を出さない」「母親が怒っている時は、父親は怒らない」という様に、子どもにはどちらかに逃げ込める環境を作る事を意識していきました。母子ともに、ヒートアップしている時は、父親が緩衝材になり、また逆の事もあり、家族全員で目標に向かって苦しい日々を過ごしました。

子どもに合った授業の取り方もポイントになると思います。我が家が意識した取り方は①息子の負担にならない②次の授業までに復習しきれる勉強量を意識しました。教室で、やってきたことは、その日か次の日に復習、宿題(プリント30枚)は、週の初めに終わらせて、週の後半は、折り紙やちぎり、運動、制作などを行いました。
それでも3月頃までは、成績がぐんぐん伸びたという感触はありませんでしたが、復習をしっかりやっていたせいか、5月頃から、プリントの100点の枚数が増えてきました。

水曜日の運動については、仕事の調整をしながら、前半は父親、後半は母親が授業に参加しました。夫婦で運動の進捗にブレが無いように共有ができたのが良かったです。運動を見ると、教室のお子さんと比べて、出来る事と出来ないことがはっきりわかるので、是非、毎回、見て下さい。我が子は、リズム感が関わる部分が苦手そうだったので、工夫しながら教えました。例えば、自宅の廊下にビニールテープを貼り、日常の中でジグザク歩行や反復横跳びを行ったり、ボール投げの距離の基準にしたりしました。また、子ども園の帰り道にはケンパーやグーパーをしながら帰りました。

小学校選びも、非常に重要です。
我が家は初めての小学校受験であること、情報収集が得意でなかった事もありますが、学校説明会が終わっていた小学校もあり、非常に焦りました。5月・6月に説明会が終わってしまう所もあるので、注意が必要です。

受験を始めたころは、第一志望:暁星小学校、第二志望:成蹊小学校、第三志望:筑波大学附属小学校でしたが、学校のパンフレット、説明会、ホームページなどを見たり、通っている親御さんの話を聞いたり、色々な情報から、最終的には、第一志望:成蹊小学校、第二志望:筑波大学附属小学校、第三志望:さとえ学園小学校の3校にしました。私たち家族は、とても不器用なので、11月校を複数受ける難しさ、面接の際に混乱してしまう可能性もあると思っていました。

8月の夏期講習を終え、安定して勉強が出来るようになった頃に受けた、9月の統一模試は、第一希望の成蹊小学校がD判定で、非常に危機感を覚えました。そこから、プリントの枚数も更に増え、家庭学習のみで2か月で、1000枚以上はやったかと思います。工夫としては、出来なかったプリントをたくさんコピーして何度も復習しました。

9月以降、家族全員でヒートアップしてきて、出来ない所があると、息子が落ち込むようになりました。教室の先生方にも非常に心配されました。そこで、「おちこまないで、がんばるぞ」というキャッチコピーを決めて、食卓の横に紙を貼りました。落ち込みそうになったり、親がヒートアップしてきたときは、その紙をみて、みんなで「おちこまないでがんばるぞ」と言って、気持ちを落ち着けました。

面接では、各校の特徴が違うので、一つずつ丁寧に志望理由等を組み立てていきました。
夫婦で各学校のパンフレットの読み合わせをしたのも良かったと思います。棚岡先生から、各学校が求めている子供像を教えて頂き、納得できるまで何度も練習をしていただきましたので、面接はスムーズにできたかと思います。

結果、10月受験校:さとえ学園小学校、11月受験校:成蹊小学校、12月受験校:筑波大学附属小学校の3校を受験し、すべて合格を頂きました。

息子は決して「出来の良い子」というタイプではなく、素直なところだけが取り柄の、要領が悪く、やったことしか出来ないタイプでしたので、とにかく質と量の素晴らしいリトルバード幼児教室のプリント等をこなし、復習をつなげて合格できたと思っています。

他の方がダブルスクール、トリプルスクールと掛け持ちでやっている話も聞いていましたが、我が家は、リトルバード幼児教室一本で、受験を乗り切りました。但し、先生の仰ったことを全て守り、宿題は全て家で行い、できるまで復習しました。
私たち家族は、不器用なので、あちこちで色々と言われるより、棚岡先生を信じて一つの教育方針をしっかり守って、対応するという事が、親子共に混乱せず、とても良かったと思っています。

また、父親は、傍観者になりやすいと感じています。仕事が忙しく、1週間も見ていないと、もう、次のステップに進んでいます。その為、仕事のアポイントを入れる形で、子どもの勉強を教える時間なども仕事の手帳に記入していきました。(平日1日以上、土日は毎週)

親子共に、かなりストレスがかかりますが、受かった時の喜びを味わえるチャンスは中々ないので、是非とも挑戦していただければと思います。
最後に、棚岡先生をはじめ先生方には本当にお世話になりました。親子共に受験を通じて成長できたかと思います。厚くお礼を申し上げます。



合格小学校名:早稲田実業学校初等部、慶應義塾横浜初等部、暁星小学校、洗足学園小学校、さとえ学園小学校

小学校受験を考え年中の11月から大手塾に通い始めました。 初めは、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、大手塾で沢山の情報をいただきながら、ペーパーや巧緻性などの授業と体操を合わせて3時間の授業をまずは週1で通いながら、自宅で復習や宿題を行う毎日でした。

年末年始は、ちょうどコロナ禍ということもあり帰省をせずに都内で過ごし、元旦から本格的に受験の準備を始めようと、家族3人で話し合い、まずは筑波大付属小学校と暁星小学校を見に行きました。
息子は暁星小学校を見た瞬間、僕はこの学校に通いたい!!と、目をキラキラさせながら言いました。息子の中で、今までとは違ったやる気が芽生え、3人でこの門をくぐれるように頑張ろう!と決意しました。

1月も半ばになり、だんだんと息子の苦手分野が気になってきました。このままで11月の本番に間に合うのか不安になり、苦手分野克服などの為、個人塾を別で探していたところ、リトルバード幼児教室にたどり着きました。

2月頃に体験に伺い、棚岡先生に不安な気持ちなどをお伝えしたら、 「大丈夫ですよ!今通われている塾もそのまま通っていただいてかまいませんので、一緒に頑張りましょう!これも何かの縁ですから、信じてついてきてください。」
と言ってくださり、棚岡先生の話す言葉の1つひとつが胸に響き、これまでの不安な気持ちが、不思議と安心とやる気に変わりました。リトルバードの他の先生方も、とてもあたたかく、教室はアットホームな雰囲気で、何かあればすぐに先生に相談できるのも嬉しかったです。

息子はすぐに馴れて、大手塾でいつも見せる姿とは全く異なり、ふざけたり、大きな声で笑いながら話す姿に驚きましたが、リトルバードの先生方は、一人ひとりの性格などもしっかりと見ていてくださり、愛のある厳しさと優しさで、一人ひとりに寄り添いご指導して下さいました。 沢山ご迷惑もおかけいたしましたが、やるときはしっかりとやりながら、息子の頑張りを認めて上手にほめてくださり、息子に自信をつけさせてくれました。

本来の明るく元気な息子らしさも出せる場所で、自分を抑えて我慢ばかりして、良い子を演じるのではなく、オンとオフの気持ちの切り換えを上手くさせていただきながら、最後まで息子らしさを失わずに、楽しく学ばせていただけた事が本当にありがたかったです。
2月、3月はリトルバードでは、ペーパースピード特訓、行動観察に毎週土曜日通いました。
4月からは暁星コースの日曜日に変更し、行動観察はそのまま続けて通いました。
とにかく、出来なかった問題は復習をしたり、先生からのアドバイスをメモして帰り、家では夫婦で情報を共有しながら、父親がペーパーの苦手分野などを分析し、オリジナル問題のペーパーを作成して、表紙は息子が大好きな恐竜の絵にしたりと、息子が楽しく取り組める様に、父親も息子が喜ぶ姿を見るのを楽しみにプリントを作成していました。 また、私達は小学校受験に関わらず毎日の部屋の片付けや洗濯たたみなど、これから生活していく上で必要なことを一緒に行う時間や、日々の実体験を大切にしました。一緒に洗濯をたたんだり、息子が大好きな恐竜を覚えて恐竜博に出かけて一緒に楽しんだり、息子との時間を大切に過ごしました。

息子は一見、元気で活発に見えますが、繊細なところもあり、緊張しやすいので本試験へ向けて、模擬テストもいろいろな場所で積極的におこないました。その中で自信もつき、本番の試験はそれほど緊張せずに、試験を終えた息子は、いつもの感じで楽しかった!、今日の試験はちょっと間に合わなかった問題もあったけど、最後まで諦めないでやったよ!など、ほとんどの試験を笑顔で終われました。

やはり何事も経験、練習は必要だと感じました。

夏は夏期講習などにも参加しました。
午前中から夕方まで、お弁当持参での夏期講習は、長い時間頑張れた自分にも自信が持て、
仲良くなったお友達に毎日会えるのも楽しみにしていたようでした。

8月終わり頃から埼玉、神奈川の受験校の願書など、提出が始まりました。本来ならばもっと早くから取り組むべきでしたが、先延ばしにしてしまい提出期限直前に、ほとんどの受験校が仕上がりました。受験校が複数あり、本当に大変でした。早め早めに取り組むべきだったと反省しました。

夏頃から体力づくりも兼ねて、父親と毎日朝運動をしました。大好きなサッカーもでき、それを楽しみに早起きをするようになりました。

仕事をしながら、父親も積極的に息子との時間をつくり、ペーパー、運動、料理などできる限り息子と一緒に行いました。
自転車の後ろに乗せながら、2人で楽しく面接練習もしていたようです。
息子は父親と男同士の時間を楽しみ、父親の話は素直に聞きました。

9月に入り残りの2ヶ月
試験本番を意識して、朝型の勉強に切り換えていきました。
苦手な巧緻性などは、週1回個別レッスンを追加し、やっていただきました。

あっという間に過ぎていく毎日。
見えない不安に負けないように、絶対に大丈夫!!と、自分にも言い聞かせながら、間違えたり、出来なくて悔しがり、不機嫌になる息子に「大丈夫!大丈夫!」と言い続けました。

「絶対に大丈夫だから、自分を信じて最後まで3人で頑張ろうね!!」と、後半は特に、できなくても否定的な言葉は言わないように、プラスの言葉を伝え続けました。初めの頃は感情的にすぐに怒ってしまい、毎日寝顔を見ながら反省していました。言葉は言霊と言われるほど、感情的にマイナスな言葉で話すと、息子も苛立ち、反抗的でしたが、プラスの言葉がけを意識して伝えていくことで、息子もにこにこ穏やかに、素直に聞くようになりました。

9月には面接練習などもしていただき、その学校の特徴や伝え方のアドバイスなど棚岡先生からのご指導は素晴らしく、要点を的確に教えてくださり、自宅でも家族で何度も練習をし、その面接練習は本番でいかされ、とても助かりました。

10月から始まった埼玉、神奈川の試験は順調に終わり、とうとう迎えた11月。 
ここまでやってこれたことに、3人で毎日感謝をしながら挑みました。
試験が続く前半は、合否も発表されるので、毎日毎日緊張の連続でしたが、息子は変わらずいつもどおり笑顔で終わりました。

ありがたいことに、息子は想像以上のご縁をいただきました。

見えない不安を沢山感じながらも、息子を信じて親子3人で一緒に乗り越えた小学校受験。
この達成感と感動と喜びは、一生忘れられない大切な思い出になりました。
今でも思い出すと涙がこみ上げる時があります。

  我が家は、大手塾もつづけながら、リトルバードに通わせていただきました。
息子にとって、どちらもすばらしい環境で、厳しい環境の中での良い緊張感と、アットホームでリラックスできる環境と、その両方の環境の中で、息子はこの一年、心も強く成長をさせていただきました。私自身も、リトルバードの先生方に沢山支えていただき、こちらに通わせていただけて本当に良かったと感じました。
棚岡先生をはじめ、リトルバードの先生方と出会えたことで、最後まで前向きに親子で頑張れました。
試験を終えて棚岡先生からいただいた「これからが本当のスタートですよ!」という言葉に、
本当にそのとおりだと感じました。

小学校受験は、息子の長い人生の中の1つの通過点。
親としても、辛い事や大変な事も正直沢山ありましたが、それ以上に沢山の感動もあり、小学校受験をしなければ出会えなかった素晴らしい先生方や、素敵なお友達との出会いがあり、息子の成長を感じながら、沢山の学びがありました。
小学校受験をやって良かったと家族3人で話しています。

息子はいくつかの学校の試験を受けた中で、自ら行きたい学校を決めました。
親としてはその選択に悩ましい感じもありましたが、息子の気持ちを大切にしたいと感じ、通う小学校を決めました。

これから楽しいことばかりではなく、沢山の困難にも直面することがあると思いますが、息子の成長を見守りながら、応援し続けていきたいと思います。

リトルバードの先生方、本当にありがとうございました。



合格小学校名:筑波大学附属小学校、白百合学園小学校、さとえ学園小学校

<小学校受験を決めた理由>
2歳上の長男が公立小学校に通っていることもあり、当初は娘についても公立小学校へ
の進学を考えていました。しかしながら、近年加熱する中学受験の状況を見聞きするにつれ、貴重な小学生生活の大半を塾通いに費やすのではなく、好きなことに熱中できる環境に置くのも良いのではないかと考えたこと、コロナ禍で当面は外出や旅行なども制限されると予想される中、小学校受験に時間を使うことで犠牲にするものが比較的少ないと考えたことなどから、小学校受験を決意しました。 教室については、長男の保育園時代の友人で白百合学園小学校に通うお子様のお母様からリトルバードを勧められ、遅いスタートでも受け入れてくださること、土日のクラスが充実しており、共働きの我が家でも通うことができそうなことから受講を決めました。

<リトルバードでの受講クラス・受験スケジュール>
・年中

11月~ リトルバードに入会。新年長総合クラス(日曜日)
3月~ リプリント特訓クラス(土曜日)を追加

・年長
4月~ 女子校クラス(平日)、言語・発表クラス(平日)、プリント特訓クラ ス(土曜日)
6月~ 願書対策・親の面接対策開始
7月~8月 夏期講習
9月 埼玉校願書提出・面接
10月初旬 東京私立校願書提出
10月下旬 東京私立校面接
11月 1日/2日 東京私立校試験・面接
11月中旬~下旬 国立小学校第一次抽選結果発表
(文京区 3 校のうち、筑波のみ通過)
→筑波特訓クラス受講開始 (体操 2 回/週、直前クラス 3 回/週)
12月中旬 筑波第二次試験
12月下旬 筑波第三次抽選、入学手続

<受講クラスや全般的な過ごし方>
入会してしばらくは土日のクラスに通っていましたが、土日とも授業で埋まってしまうと、家族の時間や、実体験を積む機会がなくなってしまうこと、外部の模試が日曜日に開催されることが多いことから、女子校クラスについては、シッターを手配して平日に受講することにしました。日曜日はできるだけ予定を入れないようにし、家族で水族館や動物園へ行ったり、季節の行事を楽しんだりして、実体験を積めるようにしました。コロナ禍で制約はありましたが、遠出をしなくても学べることはたくさんあり、親にとっても良い経験になりました。 夏以降はコロナの感染者数が増え、万が一感染したり濃厚接触者になったりした場合には受験すらできないため、8 月後半以降は、親も子供も保育園や通塾以外はほぼ外出せず、父親を中心に一緒に毎週お菓子作りをしたり、工作、絵の具、粘土で遊んだりして過ごしました。 習い事については、もともとバレエとピアノを習っていました。ピアノについては、週1回のレッスンに加えて家で練習する必要があり、勉強との両立は難しいことから年長の4月で辞めました。娘は続けたい気持ちがありましたが、辞めるのではなく、勉強が終わるまでお休みするだけだからと話し、納得してもらいました。バレエについては、続けたいという娘の強い思いがあったこと、発表会等の予定がなく、家で練習をしなくても当面はついていけることから、直前期も含めほとんどお休みすることなく通いました。

<ペーパー対策>
棚岡先生からは、毎日行う枚数か時間を決めて、休まずやるようにとご指導いただき、入会当初は毎日夜にプリントに取り組もうとしました。しかし保育園から帰宅して疲れていること、兄や弟が遊んでいる中で一人机に向かうことを嫌がることが多く、夜の勉強は 定着しませんでした。 そこで、母と娘だけで早起きして、朝をプリントの時間に宛てることにしました。私立校受験までは一応継続しましたが、母の仕事が多忙で起きられない日があったり、弟も一緒に目が覚めてしまい勉強どころではなくなる日があったり、娘の寝起きが悪くて不機嫌な日があったりと、毎日できたというわけではありませんでした。 さすがにもう少し落ち着いてプリントに取り組む時間が必要だと感じ、年長の春頃からは、平日の週2回ほど、シッターにお願いして夕方に保育園に娘だけをお迎えに行ってもらい、父か母が在宅で仕事をする横で娘もプリントを進めるという形で勉強しました。お話の記憶はあらかじめ母が音声を録音したものを流したりして、本番に近い形で、かつ自分ひとりでできるようにしました。 また、土曜日のプリント特訓クラスのあと、教室の近くのスターバックスで母娘でのプリント特訓をしていました。ペーパー対策としては、授業でいただく宿題プリントのほか、市販の志望校別問題集、 分野別問題集(苦手な分野のみ)、過去問に取り組みました。過去問は、リトルバードで 購入させていただいたペーパー難関校(男女・共学問わず)の問題を5年分、女子ペーパー難関校については10年分やり、苦手分野を確認したうえで、苦手分野のプリントを選んで重点的に行いました。 直前期は、これまでにやったプリント、過去問、模試、問題集の問題から、間違えたもの、受験校の出題傾向に似ているものを再度解き直しました。もうだいたいできていると安心してしまい、また、今更難しい問題をやって自信をなくしてもよくないかなと思ったこともあり、少しペースを落としてしまいましたが、今振り返ると、直前期にもう少し最後の調整をしっかり行っていれば結果が違ったかもと思う学校もあり、この点は反省しています。

<行動観察・巧緻性対策>
共働きで保育園生活ということもあり、通塾するまでは、いわゆる生活巧緻やお手伝いについて、子どもが自分でやるのを待つことなく親が代わりにやってしまうことが多かったです。しかし、時間がかかっても子供自身が手を動かしてやっていかなくてはならないと思い、日常生活の色々な場面で可能な限り娘が自分自身で手を動かせるよう、辛抱強く待つことを意識するようになりました。 巧緻性や運動に関しては、年齢的にある程度発達しないとできるようにならないものもあると思います。ただ、何もしなくても一定年齢になればできるようになるかというとそうではなく、意識して取り組み続ける中で、あるときふとコツを掴んでできるようになる、という感じだと思います。通塾開始当初は、授業で出たものを次週までにできるようにしなければと焦ったりしましたが、本人が何かを掴むタイミングまで待つことが大事だと思いました。日々触れる機会を作るため、自宅のリビングにボールつき用のドッヂボール、はちまき、ケンパー用のループ、エプロン、ふろしきなどを置き、遊びの延長で日々取り組むようにしました。 また、娘は手先を使う細かい作業は割と好きだったので、100 円ショップに足繁く通い、キラキラしたビーズ、ラメのモール、オーロラの折り紙、つやつやのリボンなど娘の気を引くような可愛くきれいなグッズを買い揃え、それらを使ってひもとおし、リボン結び、ビーズとおし、折り紙、切り絵などをやりました。

<その他受験を意識して行ったこと>
 就寝前の読み聞かせ(日本・世界の童話。登場人物やあらすじを確認しながら。)
 ボールつき、ボール投げ、ケンケンパー、片足バランス、飛行機のポーズ、なわとび
 カードゲームやボードゲーム(すごろく、トランプ、ウノ、オセロ、アルゴ、コネク トフォー、季節の植物のカード、しりとりカード)
 季節の行事や体験(紅葉鑑賞、冬至の柚子湯、クリスマス、大掃除、おせち料理作 り、正月遊び、七草がゆ、節分、ひな祭り、桜鑑賞、潮干狩り、トマト栽培、端午の 4 節句、ホタル鑑賞、七夕、ひまわり鑑賞、海水浴、磯遊び、キャンプ、野菜収穫、水 族館、動物園、サファリパーク、お月見など)。
 外出時の写真や季節ごとの植物などの写真をアルバムにまとめ、模試に向かう電車の 中などで一緒に見返し、体験と知識を結び付けて定着させるようにしていました。
 お手伝い(料理、お菓子作り、ほうきを使った掃除、スーパーでの買い物、お風呂掃 除、雑巾の使い方、配膳など)

<筑波対策>
11 月 13 日に第一次抽選に通過していることがわかり、翌週から週 3 回のリトルバードへの通塾を再開し、家でも勉強する習慣を取り戻しました。私立校の受験が終わって抜け殻のようになっていたところから再び1か月間準備をするというのは、親子ともに精神的にかなり大変でしたが、棚岡先生からは、「今まで十分に準備してきているし、最後の抽選もあるから、ほどほどに」とのお言葉をいただき、張り詰めすぎずに過ごすことができました。 筑波のペーパーは例年、分野が限られています。お話の記憶については、分量は長いものの、何が問われるかはわかりやすいので、過去問を 15 年分ほど解き、出題傾向を体に染み込ませました。娘も「色と模様と天気が出てきたら、要注意」と、本人なりに出題傾向を理解するようになっており、感心しました。 くま走りは、教室でタイムを測るのが楽しみになっていたようで、「今日は 5 秒台が出た」「○〇くんは、4 秒台ですごい」などと、楽しく競い合いながらがんばっていました。家でも自発的に練習していました。教室で、くま走り中に上履きが脱げてしまったことがあり、滑りにくく脱げにくい上履きを求めて数種類の上履きを試着し、ベストな上履きで試験に臨みました。それでも、当日は滑りやすくて思うような走りができなかったと言っていました。 巧緻性については、これまでの 1 年間、私立向け講座で対策してきたので、それほど難しいと感じるものはなかったようです。ただ、「ちぎり」は私立向けにはあまりやってこなかったので、最初は戸惑っていました。自宅では、過去問の題材を使って、母が作る様子を動画で撮影し、それを見てから制作するという形で何度か練習しました。 棚岡先生は日頃から「志望校で出るか出ないかを気にして対策するのではなく、何が出ても対応できるように、どの分野もしっかり取り組むべき」とおっしゃっていました。そのお言葉を受けて、教室で出されたものは、志望校でよく出るタイプのものか否かにかかわらず、先入観を持たずになんでも真摯に取り組むように意識しました。結果として、今年の筑波大附属小学校では、例年は問われることがなかったような行動観察の問題や絵画も出題されました。それらが実際に採点対象になったかはわかりませんが、娘が当日慌てることなく落ち着いて取り組むことができたのは、日頃から何でもやってきたからこそだと思います。

<モチベーションについて>
兄が公立小学校に通っており、娘としては兄と同じ小学校に行ければいいと思っていたこと、コロナ禍で学校見学の機会がほとんどなかったこともあり、娘自身が受験へのモチベーションを持てないことが、親としての最大の悩みでした。私立小学校の素敵な制服姿に憧れを持ってもらおうと、下校時刻を狙って小学校付近に行ってみたりもしましたが、 「ランドセルも制服も、手提げバッグまでみんな同じでつまんないね」などと言い出したりして、がっかりしました…。「今受験をして小学校に入れば、バレエでもピアノでも、 そのあと好きなことをずっとやりたいだけ続けられるよ」などと話していましたが、先のことはあまりイメージできないようでした。 教室通いが習慣化するまでは、教室へ行くのを渋ることも多々ありましたので、行くたびにご褒美をあげたり、プリントをやるたびにおやつをあげたりと、もので釣ったりもしていました。夏休み前、どうしても勉強を嫌がり、1 週間ほど全く勉強をせずに過ごしたこともありました。終始そのような感じでしたので、親としてはなかなかもどかしい気持ちでおりましたが、9月に受けた埼玉校の面接で初めて本番を経験したことが大きな刺激 になったようで、そこからは多少は自覚を持って勉強に向かうことが増えてきました。 特に、11月に私立小学校の受験が終わり、一休みして 11 月下旬に筑波特訓クラスに通い始めてから筑波本番までの 1 か月は、精神的にぐっと成長し、家での勉強や教室通いを 嫌がることは少なくなり、「あと少しだからがんばる」と自分を鼓舞して前向きに取り組むようになりました。プリントに向かう姿勢や集中力は別人のようでしたし、工作の手際のよさにも驚きました。くま歩きのタイムを意識して家でも毎日練習していました。試験の当日、ピンと姿勢を正して教室に向かう娘の凛々しい姿を見て、これなら大丈夫と思えたことをよく覚えています。

<最後に>
小学校受験は他の受験と比べても特殊で、判断基準がわからない面があると思います し、運にも左右されると思います。家庭の状況や子どもの気質・特性、学校との相性など 様々な要素が影響するので、情報収集はしつつも世の中に溢れる情報にとらわれすぎず、各家庭にとって必要な準備を淡々と進めていくのがよいのかなと思います。

2021年

合格小学校名:暁星小学校、成蹊小学校

今、受験を終わって、改めて合格体験記を書くにあたり、なぜ受験をしようと思ったのかを 考えてみました。

我が家は一人っ子のため、「この子には自分らしく幸せに生きて欲しい」「そのためにはどうしたらよいか」を考えたのが初めだったと思います。そのために、これから何を身につけることが一番大切なことなのかを考えました。人と交わり、お互いを大切にして、自分のやりたいことに頑張れる環境を与えることだと思いました。きちんとした生活習慣を整え、家庭が同じ気持ちを持てる私立受験をしようと夫婦で話し合いました。幼児教室は大手を全く考えていませんでしたので、友人に紹介をされたリトルバードの門をたたきました。
本当にご縁というものがあるとすれば、あの時にリトルバードを選び、良かったと思います。

我が子はのんびりしていてマイペースです。 プリントや制作など時間内でこなすことが苦手で、集団行動でも、自分の考えを相手に伝えることが出来ず黙っている方でした。自宅ではおしゃべりが多く、叱られることも多かったのですが、集団になるとそれが出来ず、母親として歯がゆい思いが続きました。棚岡先生もそれに気づいてくださり、授業中や授業後の挨拶を任せてくださり、声掛けを多くしてくださることにより、人前で大きな声も出せ、自信をつけていったと思います。先生の細やかな的確なご指導のおかげだと思っております。

志望校の選択についても、大体は意識していましたが、先生方に鍛えられ、必死についていくうちに暁星を第一希望にしようという思いが出てきました。
そうは言っても成績が思うように伸びず「やめようか」と何回思ったか分かりません。年中クラスから始めた受験でしたが、ともかく「叱るだけでなく、親子で楽しむ時間も取るように」との先生の言葉を頼りに、お勉強の時間以外で子供の興味を持ったことに一緒に話をする時間を持ったり、お買い物の帰りに幼稚園での出来事を聞いたりと自宅で出来る事を頑張ったつもりです。
学習進度表にそのことを書いたら、先生に母親が褒めてもらい、認めてもらったことがすごく嬉しかったことを覚えています。

夏休みを境に、子供が大きく成長したと感じました。夏休みはともかく、「体力気力をつけよう」というご指示のもと、外で遊ぶ時間は目いっぱい遊び、目標を作って学習、手先の巧緻性、運動に取り組んだことが良かったと思います。
子供の弱点については、教室の授業を効率よく取ることで克服できたと思います。
その後、成績の多少の浮き沈みがあったものの、何とか合格に結びつけることが出来ました。
それに加え、先生方の子供や母親へのお声がけが大きな励みになりました。
「体験や経験を大切にして、教室と家庭の役割分担をはっきりさせたことが合格につながる」と思いました。

合格小学校名:暁星小学校、成蹊小学校

ともかくがむしゃらにやる時期があると思います。
くじけそうになりますが、その度に先生方に相談をしてきました。いつでも先生方は相談にのってくださいますので、本音でぶつかっていくことをお勧めします。
皆さんにも「合格」の文字が輝くことを祈って。

母 記



合格小学校名:聖心女子学院初等科、東洋英和女学院小学部、さとえ学園小学校、筑波大学附属小学校、東京学芸大学附属竹早小学校

 我が家がリトルバードにお世話になったのは、年長の6月からでした。遅いスタートだったにもかかわらず、親身なご指導の下で、のびのび楽しく学ぶことができ、無事、志望校に入学できましたこと、家族一同、心より感謝しております。 以下、簡単ですが、この半年間を振り返ってみたいと思います。
●きっかけはコロナ?!
一昨年、近所のお姉さんの中学受験の様子を身近に拝見し、両親ともフルタイムで働いている我が家で数年間にわたる通塾を同じようにサポート出来るのか、漠然と不安を感じていました。
年長の春からは、新型コロナウイルス感染症が流行。保育園の友人と遊べず時間を持て余していた娘に知育ドリルを渡したところ、クイズ感覚であっという間に終わらせ「もっとやりたい!」とせがむようになりました。ネットの情報では、私立小学校では休校下でも充実したリモート学習支援体制がとられているとのこと。今からでも小学校受験は可能なのだろうか…右も左もわからぬまま、まずはお話を伺いに、リトルバードを訪問したのが6月上旬でした。
 初日の様子は今でもよく覚えています。お試しで2,3枚プリントを解き、できた問題に100点をいただき娘は大喜び。できなかった問題(図形の折り曲げ)は、折り紙にクレヨン書きの線をこすってどのように折り目がつくか、棚岡先生より丁寧に説明していただき、親子とも「もっと学びたい」という気持ちが一気に高まりました。先生からは、今からでも頑張れば可能性は十分にあること、小学受験のメリット・デメリットや、志望校となりうる学校について等々、熱心に教えていただき、霧の中に道が現れた思いでした。

●リトルバード中心の5カ月
翌週から週2回(土曜日の行動観察のクラス、日曜日の女子校クラス)の通塾が始まりました。他のお子さんと比べ本当にゼロからのスタートなので、練習量を増やすために土曜日のペーパー特訓のクラスにも通うか迷いました。しばらく様子をみてみましたが、娘の場合、毎週の女子校クラスの授業+宿題のプリントを終わらせるので精一杯であったため、まずはそちらの理解・習熟に集中することにしました。結果的に、本人にも親にも無理の少ないちょうどよいペースであったと感じています。
とはいえ、それまでの生活とは一変し、土日をすべてリトルバードの時間に割くのはなかなか大変でした。両親とも気持ちを入れ替え、月~金は、朝は父親が、夕方は母親が一緒にプリントに取り組むようにしました。
7,8月の夏期講習では、基本コースに、女子校向けと行動観察・プリント特訓のコースを追加で選択しました。時にプリントの復習が追い付かず、親子ともストレスを感じることもありました。徐々にクラスメートと仲良くなり、楽しみながら金シールの数を競い合う中で、スピードも正答率も伸びていったと感じました。
8、9月は、志望校の絞り込み、願書や面接の準備で、両親とも、土日以外にもかなりの時間が必要になりました。各校の願書は類似の項目が多いのですが、学校ごとに少しずつ意図するところが異なるとご指導いただき、棚岡先生に細かに添削をしていただきながら出願日までに何とか間に合うように仕上げました。この頃には、お教室から志望校の過去問(5年分)をいただいたのですが、通常クラスの復習や宿題プリントに時間を要し、10月まで志望校の過去問にはほとんど手が付けられませんでした。
10月の第1週には埼玉の学校の試験がはじまり、その後、毎週のように女子校の面接が続きました。少しでも機会を生かせればとの思いから出願した国立の一次結果が分かったのもこの頃でした。
11月の第1週目は、コロナに感染せずに試験が受けられるようにとの思いから、両親が手洗いや消毒にやや神経質になっていた気がします。そんな折、お教室からの「魔法の薬」は、家族皆の心を落ち着かせるのに効果絶大でした。
私立の受験が終了し抜け殻のようになっていた娘に、せっかくなので国立にも挑戦してはどうかとのアドバイスをくださったのもお教室の先生方でした。やる気を取り戻し、憧れの体操教室(それまでは平日開催であったため両親の仕事の都合で通えずにいました)でクマ歩きのタイムを競い、過去問や宿題プリントも自分から取り組むようになりました。この最後の頑張りに、ご褒美で結果もついてきてくれたのではないかと感じています。

●小学校受験に挑戦して良かったこと もともと自分の意志がはっきりした子ではありましたが、リトルバードでの日々を通して、日々努力することの大切さを覚え、自身で設定した目標に集中できるようになった点は、想像以上の成長でした。
また、大きな声ではきはきと挨拶をし、靴はそろえて脱ぎ、立ち上がったあとは椅子を戻す等々、恥ずかしながら家庭で出来ていなかった所作を、小学生として十分なところまでしっかりご指導いただけた点も感謝しております。
本人にとっては、保育園以外の世界を知り、新しい友人らと、楽しみながら切磋琢磨できたことは大きな学びでした。中途からでも受け入れてくださいましたリトルバードの先生方をはじめ、クラスの保護者の皆様にも感謝で一杯です。
家族の視点からは、希望する将来像や、家庭の教育理念・方針について話あう時間を折々に持てたことも貴重な経験でした。面接練習を通じて、本人が将来なりたい職業を密かに心に決めていたことがわかり、両親とも驚きつつも成長を嬉しく感じたりもしました。各校の特色等も頻繁に家族で話題にしていたため、最終的には本人が自分の学びたい学校を、自信をもって選ぶことができました。6歳の時点での思いは成長するにつれ変化するでしょうが、自分で選択したという事実は、この先、本人の心の支えになるかと考えています。

●小学校受験で学んだこと(反省も込めて)
 タイムリーな情報収集の重要性: スタートダッシュが遅い分、情報収集に苦慮しました。コロナ禍の影響で、日を追うごとに説明会・相談会や願書の配布方法が次々と変更になりました。こまめに各校の情報をネットで確認し、期日までに郵送の予約をしたり、先着順の訪問日の枠を抑えたりといった作業に、思った以上に時間を要しました。相談会の追加募集が出ているという情報をお教室のクラスメートのお母様から教えていただき、慌ててネットにアクセスしたこともありました。
 志望校の絞り込みと試験日程のプラン作り: 早い時期から大枠を決めておくことはとても重要でした。埼玉県の学校は全ての日程が東京都よりも1か月近く早く、夏のうちからの出願準備は大変でしたが、結果的にはそこでの経験があったからこそ女子校の面接や試験に落ち着いて臨むことができたと感じています。
女子校は、受験票が届くまで面接や試験の日時がわからない学校が多かったため、志望校は過度に絞り込まないようにしました。受験番号は各校の特徴(出願順、苗字の五十音順、生年月日順、等)があるため例年ある程度の予測は可能なようですが、今回は、コロナ禍の影響もあってか、方法を大きく変更された学校もありました。結果的に願書作成や受験料振込の数が増えてしまい大変でしたが、我が家の場合は、面接は受けたものの他校と時間が重複して試験が受けられなかったのは1校のみでした。
 外部模試の活用: 受験対策のほとんど全てをリトルバードに頼り切っていた我が家ですが、先生方からのお薦めもいただき、外部模試はできる限り挑戦しました。統一模試は4回受けました。受験人数が多いため相対的な位置の確認ができ、結果的に志望校選択の上で有用な情報となりました。大手の教室主催の学校別模試にも挑戦したかったのですが、コロナ禍で受験人数が絞られ、申込みが出来なかったのは残念でした。
 直前の生活リズム: 娘はリトルバードが大好きで、週末が来るのをいつも楽しみにしていました。一方で、保育園やお稽古も大好きでした。10月も面接や試験日以外は、毎日、保育園に通い、お稽古も続けていました。11月の本番を前に、さすがに体力的にも厳しいかと心配し、お稽古を1週間お休みにしたところ、本人の中でのペースが若干崩れてしまったようで「試験だけになって緊張した」と後から娘に言われてしまいました。試験時間も、1校を除いて全て午後の時間帯でしたので、無理な早起きの習慣も必要ありませんでした。ケースバイケースかと思いますが、直前は、過度なプレッシャーを与えないような生活リズムの確保が重要だと感じました。

以上、雑駁ですが、我が家の経験を記しました。
後に続く皆さまにとって少しでもご参考になる点がありましたら幸いです。
最後に、棚岡先生をはじめ諸先生方には本当に色々とお世話になりました。この場を借りて改めて厚くお礼申し上げます。



合格小学校名:田園調布雙葉小学校

娘は早生まれということもあり、小学校受験をするかしないかを悩んでいる間に、気付けば年長の5月になっていました。

コロナ禍で幼稚園がお休みとなり、娘とゆっくりと向き合う時間もできたので5月初めにリトルバードに通うことに決めました。

まずは基礎をしっかり固めるため、1回2時間を週2回ほどから始めることにしました。

5月中は年中から年長4月までのプリントをこなしていました。
6月になり、学校別コース、体操クラス、プリントレベルアップクラスを受講することにしました。
6月はプリントや巧緻性対策に勤しみましたが、なかなか結果に繋がらず挫けそうになりました。
この頃には娘は金シールの数を意識し始めるようになりました。プリントの時間に満点を取りたいという強い意思がみえるようになったそうです。家では見られない姿を先生から伺い、娘の成長を感じました。

夏休みは夏期講習もあり、リトルバードで密な時間を過ごしました。娘はリトルバードが大好きで、先生方やお友達に会えることを楽しみにしておりました。私自身も先生方の励ましや温かい言葉に幾度となく救われ、夏休み中は娘を信じ過ごすことができたように思います。

早生まれは夏以降に伸びると励まし続けていただいたこともあり、気持ちを強く持ち取り組むことができました。
その言葉通り、夏期講習後の最後の模試ではぐんと成績が伸び、娘のやる気をさらに高めたように思います。

8月の後半には面接対策も取り入れ、9月は願書の添削もご指導いただきました。
願書作成はとても大変でしたが、先生方がじっくり時間をかけて相談に乗ってくださり、納得いく願書を作成できたと思います。

9月10月は日々のプリントにプラスし、志望校と受験校の過去問にも取り組み始めました。学校によって出題傾向が違うので、対策することで理解を深めることができたと思います。娘に合う問題、合わない問題もわかりました。娘自身も、この学校の問題は解き易いなどと言うようにもなりました。
学校によって出題傾向を把握できたことは、娘の自信に繋がったように思います。

小学校受験を通し、娘としっかり向き合い、貴重な時間を過ごせたと思います。私共がどのようなことを大切にし子育てをしてきたか、子供にどのように育ってほしいか等、改めて考えるとても良い機会となりました。

我が家は準備期間が短く、模試もリトルバードのみでしたので、試験には不安はありました。しかし、娘にとってはこれで良かったように思います。

短い間でしたがリトルバードの先生方には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。



合格小学校名:立教小学校、桐蔭学園小学校

年中の秋、私たちはまだ、小学校受験には全く関心もなかったのですが、知り合いの勧めでまずは幼児教室に入れてみよと言うことになりました。しかし、なんの知識も当ても無く、幼児教室をどう選んで良いかもわかりませんでした。そんな時、息子の保育園のお友達のご兄弟のお友達で立教小学校に通っている子が通りかかり、とっさに何処の幼児教室に通っていたか聞いてリトルバードの事を知りました。体験に行ってみると、アットホームな雰囲気で先生も親身に話を聞いてくれ、共働きでも色々ご相談させていただけそうだと思い通うことにしました。
初めはお手伝いも特にさせておらず、共働きなのもあって時間もなく、結構親が色々やってしまっている部分がほとんどでした。ですが、日々の親子との生活が受験では大切だという事を言っていただき、年長に上がる頃からなんでも親子で体験し、積極的にお手伝いや、お当番が出来るよう意識して生活する様になりました。今では習慣にもなり親子共々、人間的に成長させて頂けたと思います。
授業では先生の質問にしっかり答えていて、割とペーパーの問題の理解も早くそんな手がかからないのでは?と思っていました。しかしペーパーは年長のクラスになってから、初め自宅では宿題のみをしていましたが、足りない部分や、弱い部分が大体分かってくると、不安とともに1日の勉強量がだんだん増えていきました。今年度は新型コロナウィルスの影響で自粛期間もあり、家で学習をする時間が多く、親も子もストレスもすごく溜まりました。そのせいか、夏頃から何もやりたく無いと言うようになり、自宅での勉強が始まると泣き喚く状況が始まりました。集中力もなくなり、先生の質問にも答えなくなってきました。それでもリトルバードには行きたくないとは言いつつも、同じ仲間がいて、先生も子供に自由な時間もくれていたおかげでしっかり通うことができました。
落ち着きも無い子で、すぐ周りに影響されるので、授業をふざける事も多々あり、反抗期に入った息子に何かを強制的にさせるのはとても大変でした。この時期から先生方には何度も相談させていただき、いつも親身になって先生として、親として色々アドバイスして頂き、本当に心強かったです。あと、主人も私が怒ってしまうときにはすぐ勉強を見るのを変わってくれて、進んで送り迎えをいつもしてくれたので心身共にかなり助かりました。
そんな時期を乗り越え、子供も落ち着いてきた頃にはもう受験も間近になっていました。
息子は繊細ですぐ緊張してしまい、模試などの経験や結果から自信をつけていくタイプでしたので、コロナ禍の中でしたが、何回も模試を受け試験に慣れる経験をさせました。
でしたが、どうしても最後まで絵と口頭試問に自信が持てず、毎回描けず答えずで親としては絶望的でした。
何回も模試を重ねましたが思うような結果も出なかったので不安しかなかったのですが、先生方からは実力も心配無いから最後は子供が楽しく試験を受けられる事が一番だと言っていただき、最後の一ヶ月は息子も楽しく日々を過ごせるよう家ではほぼペーパーはやらず、お勉強はリトルバードで個別レッスンなども利用させていただき、家では日々親子で楽しく笑い合える生活をしました。
試験の日を終え、結果息子は自分が行きたいと思っている学校の試験には合格を意識して挑めたみたいで、息子が一番行きたいと思っていた学校に合格する事ができました。
決して小学生受験向きの性格では無い息子の性格を肯定していただけた事、時には厳しく指導してくださり、時には優しく諭してくださった事が良い結果につながったのだと思います。
足りない部分や弱い所をしっかり見てくれ、それを補うために一緒に考えてくださって、辛抱強く成長を見守ってくださり、そして最後には親子自信を持って受験に挑めるように声を掛けてくださったリトルバードの先生方にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2020年

合格小学校名:暁星小学校、さとえ学園小学校、精華小学校

我が家の小学校受験は、年長のGW直前に、夫が唐突に発した「暁星小学校を受けたい」の一言からスタートしました。
さりとて、何の受験準備もしていない息子を、この時期に受け入れてくださるお教室があるのか?思い当たるお教室に片っ端から問い合わせましたが、大手のお教室からは、「満員です」と、つれない返答。他のお教室からも、「今からですか?今まで親御さんがお勉強をみていらしたのですよね?」と、今からのスタートは非常識と言わんばかりの冷たい対応をされ、完全に出鼻をくじかれてしまいました。
そんな中、ネットで検索したリトルバードにお電話したところ、「お話だけでも聞きますよ。GW中いつでもお電話ください。」と優しく仰ってくださったのが、棚岡先生でした。
早速、GW明けに息子を暁星クラスの体験に連れていきましたが、案の定、ペーパーの出来は散々でした。やはり今からの暁星挑戦は無謀なのか・・・受験をやめようかとも考えましたが、その後の棚岡先生との面談では、じっくりとお話を聞いてくださり、「受験をさせるか迷うのであれば、始めながら迷ってください。私たちと一緒に頑張りましょう!」と、力強いお言葉を頂けたことで、私たちの決意は固まりました。
はじめは、週1の暁星クラスに加えて、週1~2回のペースで個別指導をお願いしました。何しろ基礎が全くできておらず、暁星クラスのペーパー問題には歯が立たないため、個別指導では、比較的難易度の低い、プリントスピードアップクラスの1月分の教材から遡ってくださいました。そして、週末は、夫が付きっきりで勉強をみました。我が家には、3歳の妹がいることもあり、自宅では気が散ってなかなか集中できないため、ファミレスでプリントの復習と宿題に取り組みました。とにかく心掛けたのは、リトルバードのプリントは、復習も宿題も一切やり残しをしないということです。棚岡先生のプリントは、質、量ともに十分なものであり、他の教材に浮気せず、これらを着実にこなしていくことで、徐々にプリントの正解が増えていったように思います。6月からは、土曜日の行動観察クラスにも通い始め、平日は時間さえあれば個別指導をお願いしました。 そして、いよいよ天下分け目の夏休みが近づいてきました。夏休みは7月からが勝負、との先生のお言葉に、これまで以上に気を引き締めて臨むべきなのは分かりつつも、実際、夏休みに講習や個別指導をどの程度入れたらよいのか悩み、ハードなスケジュールを親子共々こなし切れるのか、不安でいっぱいだった私は、子供達を幼稚園に送った後、一人でリトルバードへ駆け込みました。棚岡先生は、私の不安をしっかりと受け止めてくださり、一緒に夏休みのスケジュールを考えてくださいました。さらには、煮詰まっていた私を見かねてか、気分転換にランチに連れ出して下さいました。このときの先生とのやり取りのお陰で、夏休みはやれるところまでやってみよう、と腹をくくれた気がします。私のケアまでしてくださり、大手のお教室ではなくリトルバードで良かった、と思った瞬間でもありました。
夏休みが始まると、7月と8月に、2泊3日の旅行に1度ずつ行きましたが、それ以外は夏期講習と個別指導で固め、ほぼ毎日のようにリトルバードへ通う日々を過ごしました。こんなにお教室続きで息子が嫌がるのではないか、という心配をよそに、息子はお教室のお友達と仲良くなり、お弁当持参で通うのも幼稚園感覚で楽しかったようで、夏休みのスケジュールを無事に消化することが出来ました。親子共々、同じ目標に向かうお友達や親御さん方のお姿が励みになり、一緒に暁星に通えたら、という思いも強まりました。
しかし、夏休みが明け、9月に入ると、息子が幼稚園帰りにリトルバードへ行くのを嫌がる日も出てきて、私も息子も、夏の疲れからキツい時期を迎えました。さらには、息子の成績は決して安定せず、9月に受けた外部の学校別模試では、最低ランクの「不安定圏」の判定でした。暗澹たる状況の中、本番まであと2カ月、という焦りから、過度な勉強量を課したり、息子にいら立ち、つい辛く当たってしまうこともあり、その結果、息子が投げやりな態度をとったり、貧乏ゆすりが止まらなくなったりもしてしまいました。
そんな折、息子の様子を察した棚岡先生から、「無理にやらずに、思い切って何日か勉強させなくてもいいです。」とのアドバイスを頂きました。この時期に何もさせずに過ごすことには不安しかありませんでしたが、先生のアドバイスに従い、3日間、好きに遊ばせてみました。すると、その後の勉強への取り組みが驚くほど前向きになり、私たち両親も、この間に一呼吸置けたことで冷静さを取り戻せ、ラストスパートの原動力になりました。
10月の直前期には、棚岡先生から、「とにかく褒めて、根拠のない自信で満たしてあげてください」とのお言葉。本番間近なのに、相変わらず凡ミスを連発する息子のどこを褒めれば良いものかと、正直戸惑いましたが、とにかく先生のお言葉を信じ、褒めまくることにしました。すると、当初は心にもない褒め言葉を連発していた私たちですが、褒め続けているうちに、この半年間、必死に食らいついてきた息子を、心から褒め称えてやりたい心境になり、それが息子にも伝わったのか、親子共々、根拠のない自信が芽生えました。さらに、息子の自信に繋がったのが、リトルバードのプリントで満点をとると、その枚数分頂ける金シール。その金シールを貼った台帳です。本番前の最後の授業で、金シールが1,000枚を突破。息子は、「初めてリトルバードに行ったとき、金シールを2枚しかもらえなかったのに、今では何十枚ももらえるようになったよ!」と、とても誇らしげで、その表情には自信がみなぎっていました。
そして、いよいよ迎えた一次試験当日、息子と金シールの台帳を見て、これだけできるようになったのだから大丈夫!と、笑顔で送り出しました。試験が終わって、息子に手応えを聞くと、「どれも難しかった。時間切れの問題ばかりで全然できなかった。」とのことで、悪い結果を覚悟しましたが、結果は一次合格。難問ぞろいの中、基礎的な問題を確実に得点できたこと、そして、得意な運動で、委縮せず全力を出し切れたことが勝因だったかと思います。
二次試験の前日にもリトルバードへ行き、息子が行動観察で気を付けるべきポイントを端的にアドバイス頂きました。また、面接の試問も、過去の傾向に基づいた実践的なもので、自信をもって二次試験に臨めました。
そして迎えた最終合格発表。合格通知を手にした私の頭に真っ先に浮かんだのが、棚岡先生をはじめ、リトルバードの先生方のお顔でした。先生方にお会いして、ご報告したい!その一心で、居ても立ってもいられず、息子を連れリトルバードに駆け込みました。そして、先生方と涙で抱擁を交わしました。
棚岡先生は、生徒さん方を「うちの子たち」と呼んでくださり、先生方は、まるで家族のように私共に寄り添ってくださり、厳しくも温かくご指導くださいました。リトルバードでお世話になっていなかったら、我が家の合格はなかったと思います。あのとき、他のお教室に断られたからこそ、リトルバードとのご縁を頂け、念願の暁星合格を手にすることができたと思うと、私たちを門前払いしたお教室にすら、感謝の気持ちが湧いてきます。
半年という短い間でしたが、リトルバードでの日々は、息子にとっても、私たち夫婦にとっても、一生の宝になりました。先生方にお目にかかる機会がなくなってしまうのは寂しいので、勝手ながら、これからも時々お邪魔させて頂きたいと思っております。本当にありがとうございました。



合格小学校名:慶應横浜初等部、筑波大学附属小学校、さとえ学園小学校

我が家が小学校受験を決めたのは年長の5月末でした。
それまで全くどこの幼児教室にも通っておりませんでしたので、親子で右も左もわからない状態でした。複数のお教室に問い合わせはしましたが、どのお教室でもすでに夏前のラストスパートに入っており、まず親である私が気後れしてしまうような雰囲気でした。
そんな中、棚岡先生は『今からでもできる限りやってみましょう、チャレンジしましょう!』と前向きに背中を押してくださった事、夜間のご相談や土日の受講が可能である事等、フルタイムの仕事を持つ母親のサポート体制がある事が決め手となり、入会させて頂きました。

入会初日は1人で蝶結びができない、ハサミの持ち方がおかしい等、全く基本ができていない状態からのスタートでした。日中はインターナショナルスクールで英語で生活をしていた為、日本語の指示が聞き取れない、日本の文化的教養がない(季節行事や童謡等)事の遅れも大いに感じましたが、とにかくやれる事は全力でやろうと思い、その日から生活全てを変えました。

授業は土日のペーパー特訓・志望校別クラスを受講し、平日は自宅で土日の復習と宿題に専念する事にしました。まず8月末までは基礎の定着を徹底的に行いました。
日曜日の夜にその週の学習結果の振り返りと翌週の学習予定をつくり、平日はそれに沿って一日一日を愚直にこなしてゆくという毎日でした。
できていない事があまりに多く気持ちは焦っていましたが、敢えて手を広げず、棚岡先生のアドバイスに従ってまずは基礎を徹底させた事が一番重要だったと思います。

9月に入り、ペーパーの正答率とスピードが上がってきた事から、ようやく体操や運動、工作の対策に時間が割けるようになり、志望校を絞り始めたのもその頃からでした。
依然として苦手な事は多数ありましたが、一方で本人の強みも見えてきましたので(自己表現力、競争心、自信等)は潰さないよう気を付け、個別授業でフォローして頂きました。
結果、慶應義塾横浜初等部、筑波大附属小学校、さとえ学園小学校にご縁を頂きました。

授業中は緊張感がありましたが、授業後は息子は先生に抱きついたり、おどけて見せたりと、心から先生を信頼している様子でしたので、私は終始安心してお任せをしておりました。
リトルバードには小学校受験に特有な排他的な雰囲気がなく、生徒さん皆で目標へ向かって頑張ろう!という非常に共同的な学びがあります。
息子は規律と努力の大切さを教えられ、6ヵ月で本当に成長しました。
やらされるのではなく、主体的に合格したい!と本人から明確な意思を引き出して頂き、
導いて頂いた棚岡先生を始め、諸先生方に心より感謝申し上げます。



合格小学校名:立教小学校

我が家の小学校受験勉強は年中の2月より始まりました。
第1志望校はかねてから決めていましたので、立教小学校に向け、棚岡先生のご指導のもと、ただただついていきました。
年中(2月~3月)年長総合クラス(週1)
年長(4月~10月)学校別クラス(週1)
(5月~10月)行動観察クラス(週1)
プリントスピードレベルアップクラス(週1)

初めは年長総合クラスに通いました。受験勉強ゼロからのスタートでしたので、まずはペーパーに慣れ、幅広い分野をまんべんなく行い、頭に問題をインプットしていきました。学校別コースは4月から7月までは暁星コースにいて、全ての内容が定着するように心掛けましたが、出来たり忘れたりの繰り返しで、ハラハラの毎日を過ごしていました。
立教のテストはノンペーパーですが、物の道理が分からないと出来ない問題があるので、とりあえずは色々な問題にあたり、経験を増やして、プリントで確認する方法が良いと思ったからです。
一番注意したのは、毎日の中で会話をすることです。棚岡先生からは、単語だけの会話ではなく、きちんと文章で話をすること。どんな気持ちになった?どうしたら良いと思う?と質問を投げかけ、幼稚園のこと、話の読み聞かせなど、できるだけ話をするように言われ、それを毎日し続けました。また、教室から頂いた宿題を解いていくうちに、徐々に苦手な分野が明らかになっていきましたので、その分野は他の教材を使い補い、優しい問題から正解を増やし、苦手意識を減らしていくようにしました。

また、生活巧緻に関しては、家での手伝いは皆無の生活をしていたので、少しずつ手伝いをしてもらうこと、極力途中で手を貸さないことを心がけていきました。

息子がお教室の雰囲気に慣れてきたころに年長になり、いよいよ本格的に『受験』というキーワードが生活の中心になってきました。まず、他の習い事を整理し、勉強する環境を整えました。
そして、大手の学校別の模擬試験にも4月からチャレンジし始めました。初めは、総合的な統一模試も受け、次第に立教向けの模試を受けるようにしました。

息子の一番の課題は「慣れない場所」「慣れない人」の中でいかに自分を出せるかということでした。特に立教小学校の試験は、毎年模倣ダンスがあり、曲に合わせて好きなように自由に踊るテストがあります。少し引っ込み思案な息子にとってはそれが一番の関門ではないかと心配していましたが、その課題は特に4月から通い始めた行動観察クラスで少しずつクリアしていくことができたのではないかと思います。
大人しいお子さんには行動観察クラスは特にお勧めです。

夏休み以降は授業の時間も長くなり、立教の傾向に焦点をあて、徹底的に言語を含む個別対策もしていただき、一致団結して試験に向けて加速できたように感じています。
棚岡先生をはじめ、他の先生方もどんな小さなことでも嫌な顔せずに聞いてくださるので、本当にくだらない初歩的なことからどんどん質問をさせていただきました。また、そのときどきの息子の苦手分野、問題を相談すると、すぐに同じような問題を次の授業に取り入れてくださったりもしたので、苦手意識を引きずることなく受験勉強に取り組むことができました。

なかなか思うような成果が上げられず、親としてはイライラしたり、悩んだりしたこともありました。(八つ当たりしたこともありましたが)棚岡先生の「大丈夫よ。みんなそうだから。」の言葉で救われ、最後まで頑張ることができました。小さい娘もおり、本人にとって必ずしもベストな環境で受験対策ができていたわけではありません。それをお教室がカバーしてくださったおかげで、無理だと思っていた第1志望校に無事にご縁をいただくことができたと思っております。

本人も合格の知らせに涙ぐんで喜び、今は春から始まる新生活に胸を高鳴らせております。 なかなか成長を感じられない息子でしたが、先生方が最後までお付き合いくださり、教室の先生方には本当に感謝しております。ありがとうございました!



合格小学校名:聖心女子学院初等科、聖学院小学校

暁星小学校に通っている長男と保育園に通う長女および母方の祖母の5人家族で暮らしています。
  兄がリトルバード幼児教室より私立の小学校へ通うことになり、友人であったり、先生方であったり、学ぶ環境の良さを実感していたこと、皆さん優秀で勉強はついていくのが大変ですが、息子にはとても合っている学校で、毎日、学校に通うのが楽しいと朝早くから自ら起きて行っている姿をみて、娘にもぜひ基礎学力を学ぶ大事な時期に落ち着いて勉強できる環境を整えてあげたいと考えておりました。

本人は、兄がいることもあり、気も強く打たれ強い活発な娘で、女子校は合うだろうか、共学にすべきか、など年中の時から考え始めましたが、なかなか志望校が絞れず苦戦しました。兄の時の経験もあり、早めに準備はしていましたが、第一志望校は10月まで悩み続け、先生方にも相談するなどかなり苦労しました。

幼児教室選びを迷いましたが、親の仕事の関係でリトルバード幼児教室とは曜日が合わず、年中から週に1日ペースで大手の幼児教室に通い始めました。女子校も視野に入れていたため、巧緻性や絵画、図画工作、お箸や生活習慣など、多くの幅広い視点での課題を親子で取り組めたところは良かったのですが、家庭学習が基本であるため共働きである我が家においては、出された宿題をやり切るだけで手いっぱいでペーパーに関しては十分な復習が出来ていないところがやはり課題でした。また、花の名前や季節の行事といった常識問題に全く興味がなく、いくら教えても毎回適当な答えが返ってくる状況で、年長の夏になってもペーパーの点数が安定せず、問題を聞き取れないところが課題だったため、夫婦で仕事の時間をやりくりして、兄もお世話になったリトルバード幼児教室にペーパー力強化のため通うようになりました。
リトルバード幼児教室はプリント量が多く、かつ応用問題が数多く含まれているため、なかなか丸をもらうことはできませんでしたが、本人が理解していないところをその場で指導していただき、また授業後に親への間違った点のフィードバックを一つ一つ具体的に行っていただけたので、自宅に帰ってからの復習に大いに役立ちました。

娘が授業で解けなかった点が親としてはすごく気になるのですが、娘自身が親以上に悔しく思っていたり、気にしていたりするため、自宅での復習/見直しの際の声かけは間違った声かけをすると娘が感情的になるため慎重に行ってきました。先生のアドバイスで、できるだけ授業を行った夜や翌朝に、どこが難しかったのか/わからなかったのかを問いかけ、コメントを引き出すようにすると、娘も間違った問題の解き方を受け入れ、正しい解き方を学ぶ姿勢に変わっていったのだと思っています。
娘は初見問題に弱く、模試を受けても前回はできていた問題が、少し問題の出し方が変わっただけで次の時には0点になってしまうことが多く、親を悩ませましたが、リトルバード幼児教室では、類似性の高い問題を繰り返し色々なパターンで解いていくので、とても応用力が付いたと思っています。また、リトルバード幼児教室では個人レッスンでもお世話になり、受験直前には、朝から晩までお弁当を持って1日預かっていただき、プリントをはじめ、言語、手作業、生活の巧緻性、言葉がけによるモチベーションをいつも上げていただいたことは、ストレスの溜まる受験準備期間の中で一番大きかったと思います。 このように、家庭の状況をよく理解してくださり、兄妹共に最後までモチベーションを下げずに乗り切ることができたのは、大手教室ではできないことだと思います。そして、ペーパーのコツが少しずつ理解できるようになり、受験の直前には、暁星クラスの男子と同じ問題を解き、男子でも解けない問題が解けるようになったことで、更に自信をつけ、弱点を克服できたのだと思っています。

毎日少しでも良いのでプリント学習の時間を作り、習慣づけることや、教室で習ったプリントでミスした部分を復習することを中心にサポートしました。娘は感受性が高いため、親の反応でやる気が変わるため、プリント問題が終了すると1枚ずつ、花丸を大きく描いたり、1枚プリントが終わるごとに、100点、200点・・・1000点と点数を増やしていき、プリント10枚/1000点を目標にするため採点にバリエーションをつけ、やる気スイッチの炎を絶やさないようにしました。時に娘はプリントの間違いを指摘されるのを嫌がり、途中で部屋から出ていき、投げ出すシーンもあったため、最後にまとめてプリントの採点をするなど微修正していきました。プリントのやる気や集中力が無い時は、リトルバード幼児教室で教わった体操(ステップ・なわとび・ボール付き)、お絵描き、ハサミを使った紙工作、ちぎり絵、箸の練習、折紙などをして運動や巧緻性のトレーニングを行い、気持ちの切り替えをさせ、一緒に集中できる時間を作るよう心掛けました。
また夫婦間でも娘の得意分野・苦手分野を共有することで、1週間の対策・強化する部分を明確にしていたので、少しずつ改善が図れていたのかもしれません。

息子の小学受験時の経験で夏になればプリント力が成長すると信じていたのですが、大手の幼児教室では手厚いフォローはありません。もう少し早く夏場での追い込むことができれば、親としては精神的に落ち着けたと思います。
受験する小学校がなかなか定められなかったので、パンフレットを並べてどの小学校も魅力的で入学すると楽しそうであることを伝え、娘とパンフレットを眺める時間を増やしましたが、両親ともども第一志望校の最終決定をすることができず、最後は願書提出し、受験できる学校は全て受けることにし、ご縁がいただけることを祈った次第です。正直、父と母で第一志望校の意見は最後まで一致することはありませんでしたが、合格をいただいたことで、最後は両者合意ができました。
願書を出さなければステージにも上がれない、諦めない、ことが大事だと改めて思いました。

大手の幼児教室で良かった点は、模試が最初から組み込まれているところ、女子校特有の行動観察クラスでのお行儀などの細かい注意点や気を付けるべきことをある程度まとまった人数の中で繰り返し指導いただけたことです。一方、大勢の中での一人になってしまうため、個別指導は期待できないです。大手の幼児教室はプリント学習は自宅でのフォローがメインとなるため、娘の力を最大限に伸ばすことができなかったため、リトルバード幼児教室であらゆる角度からくり返しチェックをいれ、常にモチベーションを下げないよう声を掛けていただき、プリント力、意欲、あきらめない力を強化していただけたのは非常に感謝しています。

小学校受験を通じ、子供との接し方が変化しました。ただダメなところを言って叱るだけでなく、どうすればいいかということやゴールを明確にし、子供のモチベーションを上げさせることが大事であると気が付き途中から対応を変えていくことが出来ました。
きっかけはリトルバード幼児教室の先生方のおかげです。棚岡先生のアドバイスにより、私たち親子にとって、今後の対応の上でも今、改めて気付けて良かったと思っています。また、願書や面接の準備をする中で、両親で子供にあった教育はどのようなものか、自分たちは何を大事にしたいのかを話し合う機会が持てたことも、貴重な時間となりました。この体験の中から、親が同じ目標に向かって強い気持ちで受験に向き合っているかで合否は分かれてくるのではないかと思いました。

最後は、何といっても娘の努力した結果であると思います。弱音を吐く部分もありましたが、毎日毎日継続して最後まであきらめない気持ちをリトルバード幼児教室の先生に育てていただいたおかげです。長男も同じように小学受験をしましたが、その時父親である私は娘の受験の時ほど向き合って受験対策を行ってきませんでした。今回は女子校の受験がほとんどでしたが、長男の受験時と比べ、男女差による感受性の強さを実感することができ、同じ子供でも男女差、学校差で、上の子で慣れているからと侮ってはいけないと強く感じました。
娘の受験では父親として、娘と良い意味で接し、同じゴールに向き合うことができたことで、父親としての役割は少し果たせたのかなと思っています。
ワークライフバランスを上手くとりながら、仕事の割合をややセーブし、受験対策に没頭し、父として濃厚な良い時間を過ごせて親子共に成長できたことをとても嬉しく思い、今も深く心に刻み込まれ、感慨深い思い出として残っています。

次につづく皆様も小学校受験が各ご家庭の良い思い出として残ることを祈っております。



合格小学校名:立教小学校

 我が家の小学校受験勉強は年中の2月より始まりました。
第1志望校はかねてから決めていましたので、立教小学校に向け、棚岡先生のご指導のもと、
ただただついていきました。

年中(2月~3月) 年長総合クラス(週1)
年長(4月~10月) 学校別クラス(週1)
(5月~10月) 行動観察クラス(週1)
プリントスピードレベルアップクラス(週1)

 初めは年長総合クラスに通いました。受験勉強ゼロからのスタートでしたので、まずはペーパーに慣れ、幅広い分野をまんべんなく行い、頭に問題をインプットしていきました。学校別コースは4月から7月までは暁星コースにいて、全ての内容が定着するように心掛けましたが、出来たり忘れたりの繰り返しで、ハラハラの毎日を過ごしていました。
立教のテストはノンペーパーですが、物の道理が分からないと出来ない問題があるので、とりあえずは色々な問題にあたり、経験を増やして、プリントで確認する方法が良いと思ったからです。
一番注意したのは、毎日の中で会話をすることです。棚岡先生からは、単語だけの会話ではなく、きちんと文章で話をすること。どんな気持ちになった?どうしたら良いと思う?と質問を投げかけ、幼稚園のこと、話の読み聞かせなど、できるだけ話をするように言われ、それを毎日し続けました。また、教室から頂いた宿題を解いていくうちに、徐々に苦手な分野が明らかになっていきましたので、その分野は他の教材を使い補い、優しい問題から正解を増やし、苦手意識を減らしていくようにしました。
 また、生活巧緻に関しては、家での手伝いは皆無の生活をしていたので、少しずつ手伝いをしてもらうこと、極力途中で手を貸さないことを心がけていきました。
 息子がお教室の雰囲気に慣れてきたころに年長になり、いよいよ本格的に『受験』というキーワードが生活の中心になってきました。まず、他の習い事を整理し、勉強する環境を整えました。
そして、大手の学校別の模擬試験にも4月からチャレンジし始めました。初めは、総合的な統一模試も受け、次第に立教向けの模試を受けるようにしました。
 息子の一番の課題は「慣れない場所」「慣れない人」の中でいかに自分を出せるかということでした。特に立教小学校の試験は、毎年模倣ダンスがあり、曲に合わせて好きなように自由に踊るテストがあります。少し引っ込み思案な息子にとってはそれが一番の関門ではないかと心配していましたが、その課題は特に4月から通い始めた行動観察クラスで少しずつクリアしていくことができたのではないかと思います。
大人しいお子さんには行動観察クラスは特にお勧めです。
夏休み以降は授業の時間も長くなり、立教の傾向に焦点をあて、徹底的に言語を含む個別対策もしていただき、一致団結して試験に向けて加速できたように感じています。
 棚岡先生をはじめ、他の先生方もどんな小さなことでも嫌な顔せずに聞いてくださるので、本当にくだらない初歩的なことからどんどん質問をさせていただきました。また、そのときどきの息子の苦手分野、問題を相談すると、すぐに同じような問題を次の授業に取り入れてくださったりもしたので、苦手意識を引きずることなく受験勉強に取り組むことができました。
 なかなか思うような成果が上げられず、親としてはイライラしたり、悩んだりしたこともありました。(八つ当たりしたこともありましたが)棚岡先生の「大丈夫よ。みんなそうだから。」の言葉で救われ、最後まで頑張ることができました。小さい娘もおり、本人にとって必ずしもベストな環境で受験対策ができていたわけではありません。それをお教室がカバーしてくださったおかげで、無理だと思っていた第1志望校に無事にご縁をいただくことができたと思っております。

 本人も合格の知らせに涙ぐんで喜び、今は春から始まる新生活に胸を高鳴らせております。 なかなか成長を感じられない息子でしたが、先生方が最後までお付き合いくださり、教室の先生方には本当に感謝しております。ありがとうございました!



合格小学校名:聖心女子学院初等科、聖学院小学校

暁星小学校に通っている長男と保育園に通う長女および母方の祖母の5人家族で暮らしています。
兄がリトルバード幼児教室より私立の小学校へ通うことになり、友人であったり、先生方であったり、学ぶ環境の良さを実感していたこと、皆さん優秀で勉強はついていくのが大変ですが、息子にはとても合っている学校で、毎日、学校に通うのが楽しいと朝早くから自ら起きて行っている姿をみて、娘にもぜひ基礎学力を学ぶ大事な時期に落ち着いて勉強できる環境を整えてあげたいと考えておりました。
本人は、兄がいることもあり、気も強く打たれ強い活発な娘で、女子校は合うだろうか、共学にすべきか、など年中の時から考え始めましたが、なかなか志望校が絞れず苦戦しました。兄の時の経験もあり、早めに準備はしていましたが、第一志望校は10月まで悩み続け、先生方にも相談するなどかなり苦労しました。

幼児教室選びを迷いましたが、親の仕事の関係でリトルバード幼児教室とは曜日が合わず、年中から週に1日ペースで大手の幼児教室に通い始めました。女子校も視野に入れていたため、巧緻性や絵画、図画工作、お箸や生活習慣など、多くの幅広い視点での課題を親子で取り組めたところは良かったのですが、家庭学習が基本であるため共働きである我が家においては、出された宿題をやり切るだけで手いっぱいでペーパーに関しては十分な復習が出来ていないところがやはり課題でした。また、花の名前や季節の行事といった常識問題に全く興味がなく、いくら教えても毎回適当な答えが返ってくる状況で、年長の夏になってもペーパーの点数が安定せず、問題を聞き取れないところが課題だったため、夫婦で仕事の時間をやりくりして、兄もお世話になったリトルバード幼児教室にペーパー力強化のため通うようになりました。 リトルバード幼児教室はプリント量が多く、かつ応用問題が数多く含まれているため、なかなか丸をもらうことはできませんでしたが、本人が理解していないところをその場で指導していただき、また授業後に親への間違った点のフィードバックを一つ一つ具体的に行っていただけたので、自宅に帰ってからの復習に大いに役立ちました。

娘が授業で解けなかった点が親としてはすごく気になるのですが、娘自身が親以上に悔しく思っていたり、気にしていたりするため、自宅での復習/見直しの際の声かけは間違った声かけをすると娘が感情的になるため慎重に行ってきました。先生のアドバイスで、できるだけ授業を行った夜や翌朝に、どこが難しかったのか/わからなかったのかを問いかけ、コメントを引き出すようにすると、娘も間違った問題の解き方を受け入れ、正しい解き方を学ぶ姿勢に変わっていったのだと思っています。
娘は初見問題に弱く、模試を受けても前回はできていた問題が、少し問題の出し方が変わっただけで次の時には0点になってしまうことが多く、親を悩ませましたが、リトルバード幼児教室では、類似性の高い問題を繰り返し色々なパターンで解いていくので、とても応用力が付いたと思っています。また、リトルバード幼児教室では個人レッスンでもお世話になり、受験直前には、朝から晩までお弁当を持って1日預かっていただき、プリントをはじめ、言語、手作業、生活の巧緻性、言葉がけによるモチベーションをいつも上げていただいたことは、ストレスの溜まる受験準備期間の中で一番大きかったと思います。
このように、家庭の状況をよく理解してくださり、兄妹共に最後までモチベーションを下げずに乗り切ることができたのは、大手教室ではできないことだと思います。そして、ペーパーのコツが少しずつ理解できるようになり、受験の直前には、暁星クラスの男子と同じ問題を解き、男子でも解けない問題が解けるようになったことで、更に自信をつけ、弱点を克服できたのだと思っています。

毎日少しでも良いのでプリント学習の時間を作り、習慣づけることや、教室で習ったプリントでミスした部分を復習することを中心にサポートしました。娘は感受性が高いため、親の反応でやる気が変わるため、プリント問題が終了すると1枚ずつ、花丸を大きく描いたり、1枚プリントが終わるごとに、100点、200点・・・1000点と点数を増やしていき、プリント10枚/1000点を目標にするため採点にバリエーションをつけ、やる気スイッチの炎を絶やさないようにしました。時に娘はプリントの間違いを指摘されるのを嫌がり、途中で部屋から出ていき、投げ出すシーンもあったため、最後にまとめてプリントの採点をするなど微修正していきました。プリントのやる気や集中力が無い時は、リトルバード幼児教室で教わった体操(ステップ・なわとび・ボール付き)、お絵描き、ハサミを使った紙工作、ちぎり絵、箸の練習、折紙などをして運動や巧緻性のトレーニングを行い、気持ちの切り替えをさせ、一緒に集中できる時間を作るよう心掛けました。
また夫婦間でも娘の得意分野・苦手分野を共有することで、1週間の対策・強化する部分を明確にしていたので、少しずつ改善が図れていたのかもしれません。

息子の小学受験時の経験で夏になればプリント力が成長すると信じていたのですが、大手の幼児教室では手厚いフォローはありません。もう少し早く夏場での追い込むことができれば、親としては精神的に落ち着けたと思います。
受験する小学校がなかなか定められなかったので、パンフレットを並べてどの小学校も魅力的で入学すると楽しそうであることを伝え、娘とパンフレットを眺める時間を増やしましたが、両親ともども第一志望校の最終決定をすることができず、最後は願書提出し、受験できる学校は全て受けることにし、ご縁がいただけることを祈った次第です。正直、父と母で第一志望校の意見は最後まで一致することはありませんでしたが、合格をいただいたことで、最後は両者合意ができました。 願書を出さなければステージにも上がれない、諦めない、ことが大事だと改めて思いました。

大手の幼児教室で良かった点は、模試が最初から組み込まれているところ、女子校特有の行動観察クラスでのお行儀などの細かい注意点や気を付けるべきことをある程度まとまった人数の中で繰り返し指導いただけたことです。一方、大勢の中での一人になってしまうため、個別指導は期待できないです。大手の幼児教室はプリント学習は自宅でのフォローがメインとなるため、娘の力を最大限に伸ばすことができなかったため、リトルバード幼児教室であらゆる角度からくり返しチェックをいれ、常にモチベーションを下げないよう声を掛けていただき、プリント力、意欲、あきらめない力を強化していただけたのは非常に感謝しています。

小学校受験を通じ、子供との接し方が変化しました。ただダメなところを言って叱るだけでなく、どうすればいいかということやゴールを明確にし、子供のモチベーションを上げさせることが大事であると気が付き途中から対応を変えていくことが出来ました。
きっかけはリトルバード幼児教室の先生方のおかげです。棚岡先生のアドバイスにより、私たち親子にとって、今後の対応の上でも今、改めて気付けて良かったと思っています。また、願書や面接の準備をする中で、両親で子供にあった教育はどのようなものか、自分たちは何を大事にしたいのかを話し合う機会が持てたことも、貴重な時間となりました。この体験の中から、親が同じ目標に向かって強い気持ちで受験に向き合っているかで合否は分かれてくるのではないかと思いました。

最後は、何といっても娘の努力した結果であると思います。弱音を吐く部分もありましたが、毎日毎日継続して最後まであきらめない気持ちをリトルバード幼児教室の先生に育てていただいたおかげです。長男も同じように小学受験をしましたが、その時父親である私は娘の受験の時ほど向き合って受験対策を行ってきませんでした。今回は女子校の受験がほとんどでしたが、長男の受験時と比べ、男女差による感受性の強さを実感することができ、同じ子供でも男女差、学校差で、上の子で慣れているからと侮ってはいけないと強く感じました。
娘の受験では父親として、娘と良い意味で接し、同じゴールに向き合うことができたことで、父親としての役割は少し果たせたのかなと思っています。
ワークライフバランスを上手くとりながら、仕事の割合をややセーブし、受験対策に没頭し、父として濃厚な良い時間を過ごせて親子共に成長できたことをとても嬉しく思い、今も深く心に刻み込まれ、感慨深い思い出として残っています。

次につづく皆様も小学校受験が各ご家庭の良い思い出として残ることを祈っております。