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小学校受験、年長児の効果的な家庭学習方法とは?
2017.04.12
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小学校受験、年長児の効果的な家庭学習方法とは?

それはリトルバード幼児教室の活かし方でもあります。教室での復習になります。

① 身につけていなければならない力と身につけている力に差があることに気がついていないことがありませんか?

ペーパーによる学習は正解だけを求める学習ではありません。
答えの出る過程を理解した子供、どうしてその答えになるのか理解している子供がか
ほしいのが入試です。成り立ちを聞いたり、言葉で説明させるのはそのためですが
なぜそんな子供がほしいのかというと入学後の学力に差が出るからなのです。

② 日頃から負の体験をしているでしょうか

小さな事に大きなショックを受けてしまう打たれ弱い子供が多くなりました。
ご両親が何でも先にしてしまう、特に間違った対策として、お母様に多く
見られるのですが、失敗させないようにとの母心からしてきたものでしょう。
失敗しても自分のことは自分でさせることは、失敗が失敗だけで終わらず
失敗した時にどうご両親が声をかけ、失敗を乗り越えてそれを成功体験に
繋げられるかということだと思います。

「ペーパー学習について」

ただ、プリントの量を増やせば良いのではありません。
リトルバード幼児教室のプリントも、もうそろそろ理解しているかと、理解力を
確認するために繰り返しプリントを変え理解する学習を積み重ねています。
ご自宅でも物の道理をきちんと説明させ理解させてください。
それにはご両親の表情、言い方、言葉掛けが大切です。それによりあとの
伸び方に大きな差が出てきます。
入試で求められている力は、答えを導き出すための力、柔軟な思考力、観察力、
語彙力や記憶力など入学後に授業で必要な力が備わっているかです。
具体的には入試でペーパーがない学校であっても具体物を使用した学習は必要で大切であるということから、日頃から、知識の整理としてペーパー学習は必要です。
ペーパー学習は時間がかかります。親業は我慢であると、思ってください。

「ご家庭での効果的学習」

①アドバイスは全部は言わない

最後は子供に気づかせ、話をさせるアドバイスに留めてください。
「これはこうなるのよ。わかった?うん。」では、子供は理解していません。話をさせる事で些細な間違いなのか、どこがわからないのかがわかります。説明が自分で出来た時、最後に「どうしてわかったの?すごい!」をつけてください。
それが自分は出来るという認識になるのです。それでもわからない時は、今は無理でも繰り返し、説明していくと、秋ごろには、急に理解することがよくありますので、心配しないでください。

②自宅でカードゲームをたくさんしてください

トランプ、オセロ、ドドノッパでも良いのです。
問題として、偶然性のものがあったり、数の違いや、数の合成、数の増減やまた、負けても我慢の経験ができるのです。
この経験が、出来た→好き→得意と変わっていきます。

③自分で問題を作らせる

記憶、なぞなぞ、しりとりなど作ることでどんなことを出題者が考えいるか予想が
つくようになります。子供たちは楽しんで作りますので、面倒臭がらずにぜひ
付き合ってあげてください。

④身の回りのものをできるだけ学習に活用したり、日常で使うものを使わせる

折り紙は手先の巧緻性としてもちろんのこと、新聞紙を大きな折り紙にしたり、丸めて剣にしたり、ハサミを使わずに割いてみましょう。その他には、新聞紙でピクニックに必要なものもセロテープで立体的に作ってみてください。また、ジプロックを使わせたり、スナップ留めやボルトやナットを留めてみましょう。クリップや輪ゴムも生活の中でどんどん使いましょう。

⑤日頃から上手に言葉がけをしよう

〜しなさいは聞き飽きて、聞き流すようになります。怒られ慣れるのも同じです。
そのうちに言われないとしないようになるのです。大切なことは自分から、「しよう」「したい」と思う気持ちをいかに身につけさせることができるかだと思います。子供の機嫌をとるのではなく、
これをやったら今日はおしまいなど約束を守りながら、メリハリのある学習習慣を心がけてください。

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