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早稲田実業学校初等部入試情報 ➋
2017.04.19
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早稲田実業学校初等部入試情報 ➋

早実に向けての情報二回目です。
思いつくままに書いていますが、その中で、一つでも役に立つものが
あって、ただ単に「早稲田」というブランドだけではなく、改めて、
早実の目指す教育、欲しいお子さま、ご家庭を知って欲しいと思います。
リトルバード幼児教室では、早実希望の方が、増えてきたため、
今年から特に早実に力を入れていきます。
これからの人数により、日曜日のクラスも増設可能です。
詳しくは、教室まで、ご相談ください。

早実を考えるご家庭の多くのご意見
・ 私立の一貫した教育方針のもとで、詰め込み式の受験勉強
ではなく自分の将来に役立つことをゆっくり学んで欲しい
・ 生きる力を育んで、常識的で、人としての幅を広げられる
学びをして欲しい
・ 学校生活の中で、自分の打ち込める得意なものを見つけて、
社会に出た時の自分の強さにして欲しい
・ 机の上の知識の学習だけでなく、自分で探し出して、自分の
ものにできるような伸び伸びじっくり学習できる環境
に子どもを置きたい
などがあります
概要
一次試験 11月1日(水)~ 11月5日(日)のうちの1日…本人のみ

男子2日、女子2日になるが、最後の5日目は予備日と
なっているようだ。昨年は男子からだったが、その前、
2年間は女子からだったため、2017年はどちらからか、
直前までわからない。

一次発表 11月7日(火) 10時 ~11時 掲示

二次試験 11月8日(水) ~ 11月10日(金) のうち1日
面接 本人+保護者
二次発表 11月12日 (日) 10時 ~11時 掲示

合格の決め手
大きく分けると ・ 一つの事柄にコツコツ取り組む姿勢
・ 絵や言葉の表現力
・ 家庭生活がしっかりしていて自立心
のある子ども
・ 早実の教育方針を理解して、早稲田が
大好きなご家庭

合格するために具体的にはどうしたら良いか
(一次試験 )
ペーパー対策
今の所、難問ではありません。基礎をしっかり学び、
みんなが取れるところを落とさないように、しっかり
聞き取ることが 大切です。2016年は、お話の記憶、
一対多対応、位置の移動、重さ比べ(シーソーの5者)
推理、思考など少しずつ、思考する分野が増えています。
その意味では、色々な問題に当たらせる必要があります。

[ 制作巧緻の分野 ]
(2016年) 黒板に絵が貼ってある、そこから発展した絵
を描く
「大きな水族館の絵」
水族館にいるものをたくさん描いてください
「大きなプレゼントの箱」
どんなものが入っていますか?

制作途中でいろいろな先生から、質問される
何を描いていますか? 場所はどこですか? など
・ 相手にわかるように伝えられる言語能力が必要
・ 他のお友達と同じものを描いているだけだと区別化、
差別化ができない(2016年はシュモクザメを描いたと
いう子どもが数人いた)子どもが経験する日常の中で
一緒に見たり、経験したことを話し合う機会を増やして
欲しい(水族館、動物園、博物館へ行くのも良いのですが
図鑑を一緒に見るだけでも良いのです。)

しっかり答えた上でなぜこう考えたかを日頃から言わせる訓練を
してください
(以前に出たもの ) 絵画
誰かとどこかて遊んでいるところ
誉められているところ
楽しかったこと など

・これらは、家庭生活が健全な家庭かどうか、きちんとした家庭教育が
されているかを見るもので高い画力を望んでいるものではないようです。
・各試験日、午前、午後とテーマは異なり、制限時間は約7分と短いので
決められた短い時間の中で生き生きとした絵を描くことは必要です。

(その他の想像画の発想力を見る課題)
絵画
・宇宙飛行士、宇宙人
・驚かれるようなプレゼント
レゴブロックでの制作
・どこにでも行ける虫
・空飛ぶ乗り物
白い紙粘土制作
・人がビックリするようなおもちゃ
・ワクワクするようなお菓子
・乗ってみたいロケット
・世界一おいしいおいしいもの などがありました。

もちろん、なぜそれを作ったか?どのようなものかなどの質問が
あったのは言うまでもありません。 そのために「いつ、どこで、
誰が、何をしたか」など相手にわかるように説明する練習を
日頃からしていきましょう。
基本的な切る、貼る(糊貼り、セロテープ貼り)、ちぎるなども
何か一つは毎日、やってみましょう。

(2013年以降)体験に基づく絵画の出題
・ 今、一番やりたいこと
・ 今、一番頑張っていること など

[ 生活巧緻の分野 ]
・早実ではたくましい生活力を謳っています
・必ず出題されるもので、お手伝いを通して家庭の身の回りの事は
必ずできるようにしておくこと
(2016年)
① 配膳の様子 箸、お茶碗、お椀は具体物使用
( 煮物、焼き魚は写真を使用したようです)
・日頃からお箸の位置やお椀の位置に注意して生活してください。
② 掃除 机の上の小麦粉を布巾で拭いて、「洗面器の
水で洗い椅子の後ろの洗濯バサミに挟んで干した
・ お手伝いは 洗濯物をたたむだけでなく台布巾で拭く、ゆすぐ、絞る、
干すなど習慣として、やらせてみましょう
③衣服の着脱 ポロシャツ、スモック、割烹着などどれか
一つを着脱後に畳んだ(割烹着は学校の給食用で
後ろがマジックテープで紐で結ばない物)

④本にカバーをかけて本棚に戻す

これらは、毎日の日常の生活の中でしつけの一部として、ゲーム感覚で
取り組んでください。
その他には、
①長袖のワイシャツの着脱 たたむ
②豆つかみ
③道具箱への片付け
④遠足の道具をリュックに詰める
⑤パジャマ、上下、靴下、Tシャツたたみ、風呂敷包み
なども繰り返し、スムーズにできるように繰り返しましょう。

入学後に問題なく学校生活が送れるような課題が多いのも特徴です。
たたむ、袋に入れる、包む、しまう、片付ける、身支度など生活の中で
できるものを探してみましょう。

次回は行動観察、運動、二次試験の面接の重要性、教室での取り組み、
家庭での活かし方をまとめてお話しします。

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