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年中さんの見守り方の難しさ
2017.06.19
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年中さんの見守り方の難しさ

年中さんはこころが大きく成長する時です。

お子様の成長にもよりますが、周りのものや周りの人にも興味を示し、
周りを気にして、優しさも芽生える時期です。また、一方で自我が強く、
素直になれなかったり、自己中心的なところもありわがままになったと
感じる時期でもあります。

①いろいろと何でも知りたい
②全部言わないで
③僕、お兄ちゃんだからできる
④まねごっこ

①なぜ、どうしてと知りたいことが増え、好奇心が高まります。
想像力も豊かになり、話したいことがたくさんになります。
お子さまの会話に付き合って一緒に想像を膨らませてください。

②自我が強くなり、なんでも自分でやりたい時期で、自分でできると
思っています。
つい、教えようとすると素直に聞けず、逆らうこともあります。
お子さまが素直に聞けるように自分で気づくのを待ちましょう。
一緒にびっくりしたり、感動したりして、付き合ってください。

③少しずつ、自分のことだけでなく、相手のことも考えて
動けるようになって来ます。自分はできると人に認められたいという
気持ちが芽生え、人の役に立ちたい、褒められたいという
気持ちが強くなります。できる限り、認めてあげて、
その気持ちを大切にして、やる気が出るようにしてください。
ありがとうと感謝の言葉もしっかり伝えましょう。

④よく観察しています。
ご両親の動作も言動もいつもよく見られています。
お子さまのまねごっこは、学びのスキルに繋がることが多いので、
ぜひ困った分野でなければ見守ってください。

ご両親がどのように関わるかで、心の成長が変ります。
「やる気」や「自信」が育ってくるのです。

様子を見ながら、ほどよく関わってください。

すぐ教え込むのでなく、答えにたどり着く道順を気づける
ヒントのような声かけをすることがその後の自分で考える力を
引き出します。
そして、できなかったことを指摘するだけでなく、出来たことの
がんばりを大いに褒めてあげてください。次への意欲につながります。

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