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小学校受験対策(2024年度入試分析を通して)
2024.02.05
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小学校受験対策(2024年度入試分析を通して)

小学校受験対策
(2024年度入試分析を通して)

2024年度の(2023年秋実施)
小学校受験の入試傾向として、志願者の倍率が国立、私立共に
減少傾向にありました。

コロナ禍では、少しずつ私立、国立の小学校受験を目指すご家庭は増えていました。
その理由として

  1. 公立校のコロナ対応が遅かった反面、私立校でのオンライン授業など柔軟な対応が見られた
  2. 以前に比べ私立の学校からの情報公開が進んだ

などが挙げられていました。
また、
幼児教育の低年齢化に触発され英語教育に力を入れている学校、また、アフタースクールの充実している学校に人気が集まってきたように思います。

ところが、2024年度(2023年度秋実施)の小学校受験の入試の志願者の減少傾向は一つには子供の出生数の低下が原因ではないかと思います。
2016年は、出生数が100万人を割り、2017年は約94万人になりました。また、2022年は出生数は80万人を割り、今年はさらに減少するものと思われます。

そのことにより学校側では生き残るために、更にご両親の学校の教育方針の理解や子供の入学前の学力はもちろん、通ってこられる体力、運動力、入学後の伸び代など良い子供を欲しがるようになると思います。
そして、子供の少子化が進むとはいえ、受験内容が易しくなり、入りやすくなるわけではありません。

また、最近は中学受験の激化、幼児教育にも更に関心が高まり小学校受験準備開始年齢が年々下がりつつあります。

中学校受験を少しでも楽にするための小学校受験は、ただ年齢を下げたのではなく、年齢が低いほど教育方法を考えていく必要があります。
それは、試験間近の年長さんは
教えるテクニックも必要になりますが、月齢が低ければ低いほど、教える、教え込むよりは自分で考えて伸びる力をつけるために、時間をかけていく必要性があるからです。

教室では年少、年中、年長の各学年の総合クラスで、その月齢に沿った基礎としての積み木、おはじき、パターンブロックやオセロ、折り紙、絵画、制作、実験など様々な具体物を使った経験を多くさせ、その中での理解度を高めていきます。
そして、更に必要なことは、それらの経験を声がけによる確認することです。
働いているお母様も多いと思いますが、接する時間が少ないからこそ、短期決戦のプリントのみの教え込むだけの指導にならないように、低年齢のうちから毎日、少しずつご両親からの声がけや関わり方を工夫することを心がけてください。

幼児期にこそ自分で考える機会を与えることが大切であり、
それが小学校入学後の学びに向かう主体性が育つかどうかにかかってくると思います。

当教室は小学校受験のほか、幼稚園の三保受験、ニ保受験のお子様もいらっしゃいます。
お子様の勝負どきや適性、ご家庭の環境などを考えながらお子様の成長に寄り添っていきます。

また小学校受験では短期間で小学校受験を目指す方もいらっしゃいますが、時間が足りないことで、お母様がお子様を追い詰めることなく過ごすには最低1年年長クラス(年中の11月から)から始めてください。

本来は五感を使い、失敗しながら出来た喜びを意欲に育てるには年中クラス(年少11月から)からの準備期間が必要です。

いつから始めますか?

さあ、時間の余裕のあるうちに動き出してください。情報も随時お話ししながら、一人ひとりにしっかり向かい合いながらご家庭の不安を取り除いていきます。

次回は少しずつ、各小学校の試験の内容をお伝えします。

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