2022年

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合格小学校名:暁星小学校・さとえ学園小学校・聖学院小学校

新年長3月という遅いスタート。きっかけは『「暁星小学校」に入りたい。(いれたい)』
息子の進路はどうするべきか…家族で話し合った際、「サッカーをやりたい。スイミングもしたい。勉強もしたい。」その想いを実現できる環境は「暁星」だと決めました。息子の性格などを鑑みても「男子校・カトリック・厳しい規律」に魅力を感じ、暁星合格の目標を定めたスタートでした。 すぐに「暁星に強い幼児教室」という事でリトルバードを見つけました。
規模と合格実績を大手と比べて、圧倒的な合格率の高さが体験に伺った理由です。
加えて、新年長の3月という大手幼児教室の出来上がったコミュニティの中では、子も親も先生との信頼関係が築けないと思ったからです。
体験を申し込んだ際も、時間が遅いにも関わらず棚岡先生が直々にご対応下さった事に安心感を覚えました。体験時も、小規模で一人ひとりをきちんと見てくださる授業をみてリトルバードにお世話になることを即決しました。

体験時の先生の言葉「圧倒的に量が足りない」で先生についていく!と決意。
体験の際は、プリントには明らかについていけない様子でした。「やっぱり遅すぎた…」と思いながら先生と面談を行いました。先生が一言「圧倒的に量が足りない。とにかくやりましょう。」と甘い言葉ではなく、力強い前向きな一言に棚岡先生を信じて付いていこう。と決めました。すぐに、基礎となる問題を何冊もご用意くださって、とにかくやりました。まずは授業についていく所からでしたが、毎回の丁寧な解説を通して、復習すべき単元を洗い出し、宿題やいただいたプリントを繰り返し行いました。
3月・4月は、とにかくペーパーをやりました。

こまやかな指導のおかげで足りない部分を見つけていただきました。
ペーパーが解けるようになった頃、毎回の細やかなご指導の書き込みとフォローバックにより、土曜日の行動観察クラスも必要であると判断しました。
土曜日は仕事がある共働き夫婦なので、土曜日は祖父母に送りをお願いしました。祖父母の送迎の際は色々と不慣れでしたが、先生方も事情をよく承知して下さり、たくさんフォローしていただいたことを感謝しております。
先生からのアドバイスで、足りない単元や対策が不足しているものを把握できました。夏以降はスピードアップコースと水曜日の体操もお願いしました。
水曜日の体操は毎週の参加が難しかったので、単発で可能な限りお願いする形でしたが、担当の先生も分け隔てなく応じて下さり、親子ともども大ファンとなりました。行動観察と体操は一人ではできない事なので受講を強くおすすめします。

「少しでも興味がある学校なら絶対に参加しておく」説明会
先生が「出せばよかった!行けばよかった!と後悔しないように」と仰って下さったので、選択肢に入れたい学校は常にアンテナを張っていました。自分で調べながら、不安な事は先生に相談をしながら、志望校を選びました。どこの学校に決まっても、通わせたいと思える素敵な学校に出会えたと思っています。

受験スケジュールの相談
7月以降は願書の手配や志望校選びなど決める事が多いですが、先生との面談で最終的な志望校を選びました。8月・9月と行った面接練習も志望校別にとても丁寧にアドバイスを下さいましたので、面接練習は可能な限りお願いしたほうがいいと思います。
願書の出願などでも、先生に細かくご相談を重ねて受験スケジュールを組んだほうがいいと思います。過去の傾向などもたくさん教えてくださいますので、考査時間がなるべく重なってしまわぬよう、最後の最後まで作戦のご相談をおすすめします。

直前まで個別を・・・
個別は夏前から可能な限りお願いしていました。足りない単元を見つけ、克服できるのは個別だと思います。子供も大好きな先生方にマンツーマンで教えていただける事が嬉しかったようで集中して取り組んでいました。親へのフォローバックも丁寧に一問ずつ教えていただけるのでとても有り難かったです。細かい事ですが、息子が知らなかった童話を教えてもらったら、その足で本屋に行くような生活でした。
考査日の直前まで個別をお願いし、「出来る!大丈夫!」と思えるまでやり切れた事はとても良かったと思っています。一次試験と二次試験の間の日にも、子供は個別、親は面接練習をお願いして「ここまでやってダメなら後悔はない。先生方を信じて、教えていただいた事を、出来る限りやった!」と親子で胸を張って本番に臨めた事はとてもよかったと思います。

父と母の役割分担
勉強は単元別に父親が中心となって教えていました。父親とお教室の勉強の復習、その復習を母親がみるような形です。運動に関しても同じ方法です。父親が叱り役。母親がフォロー役と、役割分担をしていました。母親としては、叱りたくても叱れない事が辛い時もありました。父親も同様に思うところがあったと思います。
勉強の進捗のスケジュールは父親が管理し、模試や説明会、出願のスケジュール、願書作成などは母親が責任をもって行いました。

受験を終えて思う事…
とにかく息子も親も先生方を信頼していました。言われた事をきちんと行い、丁寧に出来る事を増やそうと努力をしたと思います。第一志望に向けてぶれずに突き進めたことは、先生からの励ましがあってのことです。心から感謝しています。
息子もリトルバードが大好きで、今でも行きたいと言うほどです。お友達とも励まし合い友情が芽生えたようです。みんなのそれぞれの合格を自分の事のように喜んでいます。
先生からのご指導や、忙しい授業スケジュール、親の厳しい躾にも負けずと食らいついてくる息子の成長を頼もしく思う事も多かったです。「全部やる!!」という息子の強い希望でサッカーやスイミング・ピアノなどの習い事をやめることなく続けたので、親はなかなかハードでした。先生が「サッカー頑張ってね。暁星もサッカーたくさんやるからね!」と励ましてくださったのが、息子のモチベーションにもなっていたと思います。

生活面での工夫
勉強を飽きさせないように、好きな単元と苦手な単元を交互に行い、絵本の時間を寝る前にたっぷり取るなどの工夫しました。
巧緻性も、なかなか時間が取れなかったのですが「週に一回、曜日を決めて」「先週やったことを出来るように」という先生のアドバイスの元、行いました。最後の最後まで不安要素ではありましたが、「諦めないで、丁寧にやる」という事に集中しました。
息子と向き合い、創意工夫をしながらのお受験でした。

受験を終えたとき先生が「子育てはこれから!」と激励してくださった言葉を胸に、
これからも子供と向き合い、共に成長したいと思っています。

リトルバードの先生方に心から感謝しています。
信頼できるお教室に出会えたことが我が家にとって、
とても幸運で、合格への秘訣だったと思います。



合格小学校名:成蹊小学校、筑波大学附属小学校、さとえ学園小学校

我が家は、幼稚園受験をしましたが、全滅でした。次年の年少(4歳)の1年間は何もせず、家族みんなで楽しみました。小学校受験を始めたのは、年中(5歳)の11月からです。

初めにリトルバード幼児教室で、体験授業を受けた時、一緒だった女子の出来の良さに驚いていると、棚岡先生に「あの子でもまだまだです。」と言われ、「これは、本気で取り組まないと。」と身が引き締まる思いで、スタートしました。

11月~12月は総合クラス、1月からは、土曜日のプリントクラス(毎週)、行動観察(月2回)、日曜日の総合(暁星)クラス、水曜日の運動クラス(月2回)を取りました。その後のGWコース、夏期講習、直前講習は全て取りました。息子は、すぐ体調を崩すタイプなので、様子を見ながらクラスを増やしていきました。

我が家は共働きですが、受験の中心は母親で、父親はサブで動くというスタンスで、始めました。父親の初めの役割は、土曜日、日曜日に教室に送って、最後の解説を聞かずに、車で待っていたり家で仕事をしたりしていました。母親の代わりに教えようとすると、どうしても、父親のやり方になります。そうなると、子どもも混乱するし、母親は「教え方が悪い」となるし、父親は、「まじめにやっているのに、その言い方は何だ」と家庭内が混乱しました。

そこで、12月からは、夫婦で授業後の解説を聞き、教え方や問題の考え方、子どもの進捗を、確認しながら、出来る限り教室の方針に沿って、教えるようになりました。
また、夫婦で解決しない所は、教室の先生方にお聞きするようになり、家庭内の教育方針も少しずつ定まってきました。夫婦で決めていたことは「片方が教えている時には、口を出さない」「母親が怒っている時は、父親は怒らない」という様に、子どもにはどちらかに逃げ込める環境を作る事を意識していきました。母子ともに、ヒートアップしている時は、父親が緩衝材になり、また逆の事もあり、家族全員で目標に向かって苦しい日々を過ごしました。

子どもに合った授業の取り方もポイントになると思います。我が家が意識した取り方は①息子の負担にならない②次の授業までに復習しきれる勉強量を意識しました。教室で、やってきたことは、その日か次の日に復習、宿題(プリント30枚)は、週の初めに終わらせて、週の後半は、折り紙やちぎり、運動、制作などを行いました。
それでも3月頃までは、成績がぐんぐん伸びたという感触はありませんでしたが、復習をしっかりやっていたせいか、5月頃から、プリントの100点の枚数が増えてきました。

水曜日の運動については、仕事の調整をしながら、前半は父親、後半は母親が授業に参加しました。夫婦で運動の進捗にブレが無いように共有ができたのが良かったです。運動を見ると、教室のお子さんと比べて、出来る事と出来ないことがはっきりわかるので、是非、毎回、見て下さい。我が子は、リズム感が関わる部分が苦手そうだったので、工夫しながら教えました。例えば、自宅の廊下にビニールテープを貼り、日常の中でジグザク歩行や反復横跳びを行ったり、ボール投げの距離の基準にしたりしました。また、子ども園の帰り道にはケンパーやグーパーをしながら帰りました。

小学校選びも、非常に重要です。
我が家は初めての小学校受験であること、情報収集が得意でなかった事もありますが、学校説明会が終わっていた小学校もあり、非常に焦りました。5月・6月に説明会が終わってしまう所もあるので、注意が必要です。

受験を始めたころは、第一志望:暁星小学校、第二志望:成蹊小学校、第三志望:筑波大学附属小学校でしたが、学校のパンフレット、説明会、ホームページなどを見たり、通っている親御さんの話を聞いたり、色々な情報から、最終的には、第一志望:成蹊小学校、第二志望:筑波大学附属小学校、第三志望:さとえ学園小学校の3校にしました。私たち家族は、とても不器用なので、11月校を複数受ける難しさ、面接の際に混乱してしまう可能性もあると思っていました。

8月の夏期講習を終え、安定して勉強が出来るようになった頃に受けた、9月の統一模試は、第一希望の成蹊小学校がD判定で、非常に危機感を覚えました。そこから、プリントの枚数も更に増え、家庭学習のみで2か月で、1000枚以上はやったかと思います。工夫としては、出来なかったプリントをたくさんコピーして何度も復習しました。

9月以降、家族全員でヒートアップしてきて、出来ない所があると、息子が落ち込むようになりました。教室の先生方にも非常に心配されました。そこで、「おちこまないで、がんばるぞ」というキャッチコピーを決めて、食卓の横に紙を貼りました。落ち込みそうになったり、親がヒートアップしてきたときは、その紙をみて、みんなで「おちこまないでがんばるぞ」と言って、気持ちを落ち着けました。

面接では、各校の特徴が違うので、一つずつ丁寧に志望理由等を組み立てていきました。
夫婦で各学校のパンフレットの読み合わせをしたのも良かったと思います。棚岡先生から、各学校が求めている子供像を教えて頂き、納得できるまで何度も練習をしていただきましたので、面接はスムーズにできたかと思います。

結果、10月受験校:さとえ学園小学校、11月受験校:成蹊小学校、12月受験校:筑波大学附属小学校の3校を受験し、すべて合格を頂きました。

息子は決して「出来の良い子」というタイプではなく、素直なところだけが取り柄の、要領が悪く、やったことしか出来ないタイプでしたので、とにかく質と量の素晴らしいリトルバード幼児教室のプリント等をこなし、復習をつなげて合格できたと思っています。

他の方がダブルスクール、トリプルスクールと掛け持ちでやっている話も聞いていましたが、我が家は、リトルバード幼児教室一本で、受験を乗り切りました。但し、先生の仰ったことを全て守り、宿題は全て家で行い、できるまで復習しました。
私たち家族は、不器用なので、あちこちで色々と言われるより、棚岡先生を信じて一つの教育方針をしっかり守って、対応するという事が、親子共に混乱せず、とても良かったと思っています。

また、父親は、傍観者になりやすいと感じています。仕事が忙しく、1週間も見ていないと、もう、次のステップに進んでいます。その為、仕事のアポイントを入れる形で、子どもの勉強を教える時間なども仕事の手帳に記入していきました。(平日1日以上、土日は毎週)

親子共に、かなりストレスがかかりますが、受かった時の喜びを味わえるチャンスは中々ないので、是非とも挑戦していただければと思います。
最後に、棚岡先生をはじめ先生方には本当にお世話になりました。親子共に受験を通じて成長できたかと思います。厚くお礼を申し上げます。



合格小学校名:早稲田実業学校初等部、慶應義塾横浜初等部、暁星小学校、洗足学園小学校、さとえ学園小学校

小学校受験を考え年中の11月から大手塾に通い始めました。 初めは、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、大手塾で沢山の情報をいただきながら、ペーパーや巧緻性などの授業と体操を合わせて3時間の授業をまずは週1で通いながら、自宅で復習や宿題を行う毎日でした。

年末年始は、ちょうどコロナ禍ということもあり帰省をせずに都内で過ごし、元旦から本格的に受験の準備を始めようと、家族3人で話し合い、まずは筑波大付属小学校と暁星小学校を見に行きました。
息子は暁星小学校を見た瞬間、僕はこの学校に通いたい!!と、目をキラキラさせながら言いました。息子の中で、今までとは違ったやる気が芽生え、3人でこの門をくぐれるように頑張ろう!と決意しました。

1月も半ばになり、だんだんと息子の苦手分野が気になってきました。このままで11月の本番に間に合うのか不安になり、苦手分野克服などの為、個人塾を別で探していたところ、リトルバード幼児教室にたどり着きました。

2月頃に体験に伺い、棚岡先生に不安な気持ちなどをお伝えしたら、 「大丈夫ですよ!今通われている塾もそのまま通っていただいてかまいませんので、一緒に頑張りましょう!これも何かの縁ですから、信じてついてきてください。」
と言ってくださり、棚岡先生の話す言葉の1つひとつが胸に響き、これまでの不安な気持ちが、不思議と安心とやる気に変わりました。リトルバードの他の先生方も、とてもあたたかく、教室はアットホームな雰囲気で、何かあればすぐに先生に相談できるのも嬉しかったです。

息子はすぐに馴れて、大手塾でいつも見せる姿とは全く異なり、ふざけたり、大きな声で笑いながら話す姿に驚きましたが、リトルバードの先生方は、一人ひとりの性格などもしっかりと見ていてくださり、愛のある厳しさと優しさで、一人ひとりに寄り添いご指導して下さいました。 沢山ご迷惑もおかけいたしましたが、やるときはしっかりとやりながら、息子の頑張りを認めて上手にほめてくださり、息子に自信をつけさせてくれました。

本来の明るく元気な息子らしさも出せる場所で、自分を抑えて我慢ばかりして、良い子を演じるのではなく、オンとオフの気持ちの切り換えを上手くさせていただきながら、最後まで息子らしさを失わずに、楽しく学ばせていただけた事が本当にありがたかったです。
2月、3月はリトルバードでは、ペーパースピード特訓、行動観察に毎週土曜日通いました。
4月からは暁星コースの日曜日に変更し、行動観察はそのまま続けて通いました。
とにかく、出来なかった問題は復習をしたり、先生からのアドバイスをメモして帰り、家では夫婦で情報を共有しながら、父親がペーパーの苦手分野などを分析し、オリジナル問題のペーパーを作成して、表紙は息子が大好きな恐竜の絵にしたりと、息子が楽しく取り組める様に、父親も息子が喜ぶ姿を見るのを楽しみにプリントを作成していました。 また、私達は小学校受験に関わらず毎日の部屋の片付けや洗濯たたみなど、これから生活していく上で必要なことを一緒に行う時間や、日々の実体験を大切にしました。一緒に洗濯をたたんだり、息子が大好きな恐竜を覚えて恐竜博に出かけて一緒に楽しんだり、息子との時間を大切に過ごしました。

息子は一見、元気で活発に見えますが、繊細なところもあり、緊張しやすいので本試験へ向けて、模擬テストもいろいろな場所で積極的におこないました。その中で自信もつき、本番の試験はそれほど緊張せずに、試験を終えた息子は、いつもの感じで楽しかった!、今日の試験はちょっと間に合わなかった問題もあったけど、最後まで諦めないでやったよ!など、ほとんどの試験を笑顔で終われました。

やはり何事も経験、練習は必要だと感じました。

夏は夏期講習などにも参加しました。
午前中から夕方まで、お弁当持参での夏期講習は、長い時間頑張れた自分にも自信が持て、
仲良くなったお友達に毎日会えるのも楽しみにしていたようでした。

8月終わり頃から埼玉、神奈川の受験校の願書など、提出が始まりました。本来ならばもっと早くから取り組むべきでしたが、先延ばしにしてしまい提出期限直前に、ほとんどの受験校が仕上がりました。受験校が複数あり、本当に大変でした。早め早めに取り組むべきだったと反省しました。

夏頃から体力づくりも兼ねて、父親と毎日朝運動をしました。大好きなサッカーもでき、それを楽しみに早起きをするようになりました。

仕事をしながら、父親も積極的に息子との時間をつくり、ペーパー、運動、料理などできる限り息子と一緒に行いました。
自転車の後ろに乗せながら、2人で楽しく面接練習もしていたようです。
息子は父親と男同士の時間を楽しみ、父親の話は素直に聞きました。

9月に入り残りの2ヶ月
試験本番を意識して、朝型の勉強に切り換えていきました。
苦手な巧緻性などは、週1回個別レッスンを追加し、やっていただきました。

あっという間に過ぎていく毎日。
見えない不安に負けないように、絶対に大丈夫!!と、自分にも言い聞かせながら、間違えたり、出来なくて悔しがり、不機嫌になる息子に「大丈夫!大丈夫!」と言い続けました。

「絶対に大丈夫だから、自分を信じて最後まで3人で頑張ろうね!!」と、後半は特に、できなくても否定的な言葉は言わないように、プラスの言葉を伝え続けました。初めの頃は感情的にすぐに怒ってしまい、毎日寝顔を見ながら反省していました。言葉は言霊と言われるほど、感情的にマイナスな言葉で話すと、息子も苛立ち、反抗的でしたが、プラスの言葉がけを意識して伝えていくことで、息子もにこにこ穏やかに、素直に聞くようになりました。

9月には面接練習などもしていただき、その学校の特徴や伝え方のアドバイスなど棚岡先生からのご指導は素晴らしく、要点を的確に教えてくださり、自宅でも家族で何度も練習をし、その面接練習は本番でいかされ、とても助かりました。

10月から始まった埼玉、神奈川の試験は順調に終わり、とうとう迎えた11月。 
ここまでやってこれたことに、3人で毎日感謝をしながら挑みました。
試験が続く前半は、合否も発表されるので、毎日毎日緊張の連続でしたが、息子は変わらずいつもどおり笑顔で終わりました。

ありがたいことに、息子は想像以上のご縁をいただきました。

見えない不安を沢山感じながらも、息子を信じて親子3人で一緒に乗り越えた小学校受験。
この達成感と感動と喜びは、一生忘れられない大切な思い出になりました。
今でも思い出すと涙がこみ上げる時があります。

  我が家は、大手塾もつづけながら、リトルバードに通わせていただきました。
息子にとって、どちらもすばらしい環境で、厳しい環境の中での良い緊張感と、アットホームでリラックスできる環境と、その両方の環境の中で、息子はこの一年、心も強く成長をさせていただきました。私自身も、リトルバードの先生方に沢山支えていただき、こちらに通わせていただけて本当に良かったと感じました。
棚岡先生をはじめ、リトルバードの先生方と出会えたことで、最後まで前向きに親子で頑張れました。
試験を終えて棚岡先生からいただいた「これからが本当のスタートですよ!」という言葉に、
本当にそのとおりだと感じました。

小学校受験は、息子の長い人生の中の1つの通過点。
親としても、辛い事や大変な事も正直沢山ありましたが、それ以上に沢山の感動もあり、小学校受験をしなければ出会えなかった素晴らしい先生方や、素敵なお友達との出会いがあり、息子の成長を感じながら、沢山の学びがありました。
小学校受験をやって良かったと家族3人で話しています。

息子はいくつかの学校の試験を受けた中で、自ら行きたい学校を決めました。
親としてはその選択に悩ましい感じもありましたが、息子の気持ちを大切にしたいと感じ、通う小学校を決めました。

これから楽しいことばかりではなく、沢山の困難にも直面することがあると思いますが、息子の成長を見守りながら、応援し続けていきたいと思います。

リトルバードの先生方、本当にありがとうございました。



合格小学校名:筑波大学附属小学校、白百合学園小学校、さとえ学園小学校

<小学校受験を決めた理由>
2歳上の長男が公立小学校に通っていることもあり、当初は娘についても公立小学校へ
の進学を考えていました。しかしながら、近年加熱する中学受験の状況を見聞きするにつれ、貴重な小学生生活の大半を塾通いに費やすのではなく、好きなことに熱中できる環境に置くのも良いのではないかと考えたこと、コロナ禍で当面は外出や旅行なども制限されると予想される中、小学校受験に時間を使うことで犠牲にするものが比較的少ないと考えたことなどから、小学校受験を決意しました。 教室については、長男の保育園時代の友人で白百合学園小学校に通うお子様のお母様からリトルバードを勧められ、遅いスタートでも受け入れてくださること、土日のクラスが充実しており、共働きの我が家でも通うことができそうなことから受講を決めました。

<リトルバードでの受講クラス・受験スケジュール>
・年中

11月~ リトルバードに入会。新年長総合クラス(日曜日)
3月~ リプリント特訓クラス(土曜日)を追加

・年長
4月~ 女子校クラス(平日)、言語・発表クラス(平日)、プリント特訓クラ ス(土曜日)
6月~ 願書対策・親の面接対策開始
7月~8月 夏期講習
9月 埼玉校願書提出・面接
10月初旬 東京私立校願書提出
10月下旬 東京私立校面接
11月 1日/2日 東京私立校試験・面接
11月中旬~下旬 国立小学校第一次抽選結果発表
(文京区 3 校のうち、筑波のみ通過)
→筑波特訓クラス受講開始 (体操 2 回/週、直前クラス 3 回/週)
12月中旬 筑波第二次試験
12月下旬 筑波第三次抽選、入学手続

<受講クラスや全般的な過ごし方>
入会してしばらくは土日のクラスに通っていましたが、土日とも授業で埋まってしまうと、家族の時間や、実体験を積む機会がなくなってしまうこと、外部の模試が日曜日に開催されることが多いことから、女子校クラスについては、シッターを手配して平日に受講することにしました。日曜日はできるだけ予定を入れないようにし、家族で水族館や動物園へ行ったり、季節の行事を楽しんだりして、実体験を積めるようにしました。コロナ禍で制約はありましたが、遠出をしなくても学べることはたくさんあり、親にとっても良い経験になりました。 夏以降はコロナの感染者数が増え、万が一感染したり濃厚接触者になったりした場合には受験すらできないため、8 月後半以降は、親も子供も保育園や通塾以外はほぼ外出せず、父親を中心に一緒に毎週お菓子作りをしたり、工作、絵の具、粘土で遊んだりして過ごしました。 習い事については、もともとバレエとピアノを習っていました。ピアノについては、週1回のレッスンに加えて家で練習する必要があり、勉強との両立は難しいことから年長の4月で辞めました。娘は続けたい気持ちがありましたが、辞めるのではなく、勉強が終わるまでお休みするだけだからと話し、納得してもらいました。バレエについては、続けたいという娘の強い思いがあったこと、発表会等の予定がなく、家で練習をしなくても当面はついていけることから、直前期も含めほとんどお休みすることなく通いました。

<ペーパー対策>
棚岡先生からは、毎日行う枚数か時間を決めて、休まずやるようにとご指導いただき、入会当初は毎日夜にプリントに取り組もうとしました。しかし保育園から帰宅して疲れていること、兄や弟が遊んでいる中で一人机に向かうことを嫌がることが多く、夜の勉強は 定着しませんでした。 そこで、母と娘だけで早起きして、朝をプリントの時間に宛てることにしました。私立校受験までは一応継続しましたが、母の仕事が多忙で起きられない日があったり、弟も一緒に目が覚めてしまい勉強どころではなくなる日があったり、娘の寝起きが悪くて不機嫌な日があったりと、毎日できたというわけではありませんでした。 さすがにもう少し落ち着いてプリントに取り組む時間が必要だと感じ、年長の春頃からは、平日の週2回ほど、シッターにお願いして夕方に保育園に娘だけをお迎えに行ってもらい、父か母が在宅で仕事をする横で娘もプリントを進めるという形で勉強しました。お話の記憶はあらかじめ母が音声を録音したものを流したりして、本番に近い形で、かつ自分ひとりでできるようにしました。 また、土曜日のプリント特訓クラスのあと、教室の近くのスターバックスで母娘でのプリント特訓をしていました。ペーパー対策としては、授業でいただく宿題プリントのほか、市販の志望校別問題集、 分野別問題集(苦手な分野のみ)、過去問に取り組みました。過去問は、リトルバードで 購入させていただいたペーパー難関校(男女・共学問わず)の問題を5年分、女子ペーパー難関校については10年分やり、苦手分野を確認したうえで、苦手分野のプリントを選んで重点的に行いました。 直前期は、これまでにやったプリント、過去問、模試、問題集の問題から、間違えたもの、受験校の出題傾向に似ているものを再度解き直しました。もうだいたいできていると安心してしまい、また、今更難しい問題をやって自信をなくしてもよくないかなと思ったこともあり、少しペースを落としてしまいましたが、今振り返ると、直前期にもう少し最後の調整をしっかり行っていれば結果が違ったかもと思う学校もあり、この点は反省しています。

<行動観察・巧緻性対策>
共働きで保育園生活ということもあり、通塾するまでは、いわゆる生活巧緻やお手伝いについて、子どもが自分でやるのを待つことなく親が代わりにやってしまうことが多かったです。しかし、時間がかかっても子供自身が手を動かしてやっていかなくてはならないと思い、日常生活の色々な場面で可能な限り娘が自分自身で手を動かせるよう、辛抱強く待つことを意識するようになりました。 巧緻性や運動に関しては、年齢的にある程度発達しないとできるようにならないものもあると思います。ただ、何もしなくても一定年齢になればできるようになるかというとそうではなく、意識して取り組み続ける中で、あるときふとコツを掴んでできるようになる、という感じだと思います。通塾開始当初は、授業で出たものを次週までにできるようにしなければと焦ったりしましたが、本人が何かを掴むタイミングまで待つことが大事だと思いました。日々触れる機会を作るため、自宅のリビングにボールつき用のドッヂボール、はちまき、ケンパー用のループ、エプロン、ふろしきなどを置き、遊びの延長で日々取り組むようにしました。 また、娘は手先を使う細かい作業は割と好きだったので、100 円ショップに足繁く通い、キラキラしたビーズ、ラメのモール、オーロラの折り紙、つやつやのリボンなど娘の気を引くような可愛くきれいなグッズを買い揃え、それらを使ってひもとおし、リボン結び、ビーズとおし、折り紙、切り絵などをやりました。

<その他受験を意識して行ったこと>
 就寝前の読み聞かせ(日本・世界の童話。登場人物やあらすじを確認しながら。)
 ボールつき、ボール投げ、ケンケンパー、片足バランス、飛行機のポーズ、なわとび
 カードゲームやボードゲーム(すごろく、トランプ、ウノ、オセロ、アルゴ、コネク トフォー、季節の植物のカード、しりとりカード)
 季節の行事や体験(紅葉鑑賞、冬至の柚子湯、クリスマス、大掃除、おせち料理作 り、正月遊び、七草がゆ、節分、ひな祭り、桜鑑賞、潮干狩り、トマト栽培、端午の 4 節句、ホタル鑑賞、七夕、ひまわり鑑賞、海水浴、磯遊び、キャンプ、野菜収穫、水 族館、動物園、サファリパーク、お月見など)。
 外出時の写真や季節ごとの植物などの写真をアルバムにまとめ、模試に向かう電車の 中などで一緒に見返し、体験と知識を結び付けて定着させるようにしていました。
 お手伝い(料理、お菓子作り、ほうきを使った掃除、スーパーでの買い物、お風呂掃 除、雑巾の使い方、配膳など)

<筑波対策>
11 月 13 日に第一次抽選に通過していることがわかり、翌週から週 3 回のリトルバードへの通塾を再開し、家でも勉強する習慣を取り戻しました。私立校の受験が終わって抜け殻のようになっていたところから再び1か月間準備をするというのは、親子ともに精神的にかなり大変でしたが、棚岡先生からは、「今まで十分に準備してきているし、最後の抽選もあるから、ほどほどに」とのお言葉をいただき、張り詰めすぎずに過ごすことができました。 筑波のペーパーは例年、分野が限られています。お話の記憶については、分量は長いものの、何が問われるかはわかりやすいので、過去問を 15 年分ほど解き、出題傾向を体に染み込ませました。娘も「色と模様と天気が出てきたら、要注意」と、本人なりに出題傾向を理解するようになっており、感心しました。 くま走りは、教室でタイムを測るのが楽しみになっていたようで、「今日は 5 秒台が出た」「○〇くんは、4 秒台ですごい」などと、楽しく競い合いながらがんばっていました。家でも自発的に練習していました。教室で、くま走り中に上履きが脱げてしまったことがあり、滑りにくく脱げにくい上履きを求めて数種類の上履きを試着し、ベストな上履きで試験に臨みました。それでも、当日は滑りやすくて思うような走りができなかったと言っていました。 巧緻性については、これまでの 1 年間、私立向け講座で対策してきたので、それほど難しいと感じるものはなかったようです。ただ、「ちぎり」は私立向けにはあまりやってこなかったので、最初は戸惑っていました。自宅では、過去問の題材を使って、母が作る様子を動画で撮影し、それを見てから制作するという形で何度か練習しました。 棚岡先生は日頃から「志望校で出るか出ないかを気にして対策するのではなく、何が出ても対応できるように、どの分野もしっかり取り組むべき」とおっしゃっていました。そのお言葉を受けて、教室で出されたものは、志望校でよく出るタイプのものか否かにかかわらず、先入観を持たずになんでも真摯に取り組むように意識しました。結果として、今年の筑波大附属小学校では、例年は問われることがなかったような行動観察の問題や絵画も出題されました。それらが実際に採点対象になったかはわかりませんが、娘が当日慌てることなく落ち着いて取り組むことができたのは、日頃から何でもやってきたからこそだと思います。

<モチベーションについて>
兄が公立小学校に通っており、娘としては兄と同じ小学校に行ければいいと思っていたこと、コロナ禍で学校見学の機会がほとんどなかったこともあり、娘自身が受験へのモチベーションを持てないことが、親としての最大の悩みでした。私立小学校の素敵な制服姿に憧れを持ってもらおうと、下校時刻を狙って小学校付近に行ってみたりもしましたが、 「ランドセルも制服も、手提げバッグまでみんな同じでつまんないね」などと言い出したりして、がっかりしました…。「今受験をして小学校に入れば、バレエでもピアノでも、 そのあと好きなことをずっとやりたいだけ続けられるよ」などと話していましたが、先のことはあまりイメージできないようでした。 教室通いが習慣化するまでは、教室へ行くのを渋ることも多々ありましたので、行くたびにご褒美をあげたり、プリントをやるたびにおやつをあげたりと、もので釣ったりもしていました。夏休み前、どうしても勉強を嫌がり、1 週間ほど全く勉強をせずに過ごしたこともありました。終始そのような感じでしたので、親としてはなかなかもどかしい気持ちでおりましたが、9月に受けた埼玉校の面接で初めて本番を経験したことが大きな刺激 になったようで、そこからは多少は自覚を持って勉強に向かうことが増えてきました。 特に、11月に私立小学校の受験が終わり、一休みして 11 月下旬に筑波特訓クラスに通い始めてから筑波本番までの 1 か月は、精神的にぐっと成長し、家での勉強や教室通いを 嫌がることは少なくなり、「あと少しだからがんばる」と自分を鼓舞して前向きに取り組むようになりました。プリントに向かう姿勢や集中力は別人のようでしたし、工作の手際のよさにも驚きました。くま歩きのタイムを意識して家でも毎日練習していました。試験の当日、ピンと姿勢を正して教室に向かう娘の凛々しい姿を見て、これなら大丈夫と思えたことをよく覚えています。

<最後に>
小学校受験は他の受験と比べても特殊で、判断基準がわからない面があると思います し、運にも左右されると思います。家庭の状況や子どもの気質・特性、学校との相性など 様々な要素が影響するので、情報収集はしつつも世の中に溢れる情報にとらわれすぎず、各家庭にとって必要な準備を淡々と進めていくのがよいのかなと思います。